ロンドン郊外の翻訳者生活日記

2004年から在英のフリーランス翻訳者です。
イギリス人夫と二人暮らしで、ガーデニングとアフタヌーンティーが趣味です。

カテゴリ: 時事関連

今日、英国のこの2月のインフレ率が発表されました。前年同期比で10.4%とのこと。ちなみに、英中央銀行のインフレ目標は2%。昨年10月には11.1%だったインフレ率も、1月には10.1%と下がったので、今後もインフレ率は徐々に下がり続けるだろうと、イギリスでは楽観視されてきた ...

ここイングランド南東部では、つい1週間前に雪が降ったところですが、その後は天候が一変して、春晴れの日が多くなりました。今日も快晴で、最低気温は8度、最高気温は13度。今の時期にしては高めの気温かも。日差しもやや強いです。気温が上がって春めいてくるのは嬉し ...

電気ガス料金の高騰が続く中、イギリスでは規制当局Ofgenが3か月ごとに料金の見直しを行っていて、次は4月に電気ガス料金が改定されます。今朝、Ofgenの決定に基づいて4月から電気ガス料金がどのぐらい高くなるのか、というニュースがありました。標準的な家庭は、電気ガス代 ...

我が家は毎週 水曜日しかスーパーへ行かないので、気付かなかったのですが、イギリス全国のスーパーで野菜と果物の供給が不足しているそうです。今朝、さまざまなニュース記事で見ました。 スペインなどの南欧や、モロッコなどの北アフリカでの天候不良(大雨、嵐、大雪など ...

今年6月に、鉄道各社の労組が賃上げを求めてストを始めてから、さまざまな業種にストが波及。この12月は、鉄道以外にも、看護師や入国審査スタッフ、郵便局とか、さまざまな業種で一斉にストをしています。今日は、イングランドとウェールズで、なんと、「救急隊員」がストに ...

保守党のリズ・トラスが首相を辞任したのが、先週木曜日。そこからすぐに、次期首相選がスタートを切り、今日 月曜日に次期首相が確定しました。旧財務相のリシ・スナクです。最有力候補と目されていたのは、今夏の首相選で2位だったリシ・スナク、3位だったペニー・モーダン ...

先日に読んだニュースです。イギリスではこの夏から、今年の冬は電気・ガス不足で計画停電があるかも、とささやかれてきました。ここにきて、BBC(日本の「NHK」に相当)が、この冬の大停電に備えて、極秘で生放送用の原稿を準備しているそうです。 この原稿の中では、BBCが ...

昨日 木曜日に保守党のリズ・トラスが首相を辞任したのを受け、イギリスでは、次期首相選がスタートを切りました。現在、保守党では、来週月曜日の午後2時を期限に、首相の立候補者を募っています。立候補の条件は、「100人以上の保守党下院議員の支持を取り付ける」こと。ち ...

「ついに」というか、「ようやく」というか、今日 木曜日の午後に英首相リズ・トラスが辞任を表明しました。首相就任は9月6日だったので、就任期間がわずか45日間という超短命の首相でした。ちなみに、就任期間45日間というのは、「英国史上最短の首相」だとのことです。来週 ...

まだかまだか、と思っていたのですが、金曜日にようやく、英首相リズ・トラスが英財務相クワジ・クワーテングを解任しました。ただし、8分間という超短くお粗末な記者会見で、首相の説明責任がここでも問われています。首相と財務相が「ミニ予算」を発表したのが、9月23日。 ...

今年8月に、「今冬に大規模な計画停電があるかも」とニュースになりましたが、昨夜は、またこのニュースがイギリスのトップニュースになりました。実は、「大規模な計画停電」は、昨年の冬にもささやかれていました。欧州を中心にした世界的なエネルギー不足は、昨年秋から始 ...

明日から10月です。ということで、光熱費の「Price Cap」(上限価格)が明日から上がります。でも、新政府から、上限価格を年間2500ポンド(約41万2000円)に抑えるという「上限価格保証」の発表があり、胸をなでおろした人が多かったかと思います(「光熱費高騰への対策の中 ...

今日は別のことを書こうと思っていたのですが、再度、イギリスの金融関連のお話です。もう一回、おつきあいいただけると幸いです。金曜日に新政府の財務相が発表した「ミニ予算」。これが波紋を呼び、イギリスの通貨、国債、株式が同時に売られるという「トリプル安」が発生 ...

昨日の「英ポンドの暴落の背景」では、金曜日に新政府が発表した「ミニ予算」の影響で、英ポンドが暴落しており、このままこの「ミニ予算」が実施された場合は、金利が大幅に上がる見通しであることを書きました。その場合、住宅ローンが払えなくなり、家を手放さざるを得な ...

先週金曜日に新財務相が「ミニ予算」を発表してから、ポンドが下落し始め、月曜日には、対ドルで過去最安値(1ポンド1.04ドル)を記録しました。この、ポンド暴落を引き起こした「ミニ予算」の内容ですが、一言で言ってしまえば、「大減税」と「大借入」です。今後5年間で約4 ...

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