先日に、夫と家探しのスケジュールを話し合い、『来年春には「家を売り出す」&「家探し」を始めて、遅くても来年秋には引っ越そう』という話になりました(「引っ越し話が急展開」)。
夫のリタイア後(来年11月)に家探しを始める、とばかり思っていたので、来年春から家探しを始めるとなると、引越しががぜん現実味を帯びてきました。
そうすると、まず決めないといけないのが、「どの地方に引っ越すのか」。ずっと「田舎へ引っ越そう」とは言っていたのですが、具体的にどこへ引っ越すのか、決めていなかったんですね

「家探し」での私たちの条件は、優先順位の高い順に、「水不足にならない」、「洪水の被害を受けない」(気候変動の影響で、ここ数年、洪水が増加)、「ガーデニングに適した地方」(寒すぎない)、「夏に過ごしやすい」(暑すぎない)です。
「水不足にならない」というのが最重要の条件というわけです。なので、昨年夏に「干ばつ宣言」が出た地域を見てみると。。。

昨年の「干ばつ宣言」は、「イングランドほぼ全域」が対象だったんですね。今更ながらですが、水資源に乏しいイングランドに驚きです

スコットランドまで北上すると、「干ばつ宣言」からは外れるけれど、冬の寒さが厳しくて、ガーデニングには適さないでしょう。スコットランドまで北上せずに、イングランドで候補地を見つけたいところです
昨年夏に「ホース禁止令」が出た地域を見てみると。。。

じゃあ、「ホース禁止令」が出た地域を避けることにしよう、ということで、「グロスタシャー」、「ウィルトシャー」、「サマーセット」を候補地にすることに。

私も夫も以前は、イングランド中部まで北上しようと言っていたのですが、夫の親類や友人はみな、イングランド南東部に住んでいるので、夫は前言撤回し、「あまり北上したくない」と。そう言われてしまうと、しょうがないですよね

とりあえず、「グロスタシャー」、「ウィルトシャー」、「サマーセット」でどんな家が売られているのか、チェックしてみました。
イギリスでは、住宅販売サイトがいろいろあって、売り出し中の家はほぼすべて、住宅販売サイトで見ることができます。

ちなみに、私たちの希望は、「静かで自然の多い土地」。家のある場所も、「街」ではなく「村」がいいな。そして「家が建ち並ぶ住宅地」ではなく、「Edge of Village」(村のはずれ)が静かそうでいいな~と。
「隣近所が無くていいね。こういう場所、どうかな~」と夫に言ったら、不便そう、アクセスが悪すぎ、と却下されてしまいました

こういう藁ぶき屋根の家も、けっこう売り出されていて、雰囲気たっぷりなのですが、20年ごとに屋根の葺き替えが必要なので、メンテナンスがちょっと面倒かも

こういう古い家は、天井に梁が通っていたりして、なかなか雰囲気があります


でも、古い家はGrade 2 Listedとか、「歴史的重要建造物」に指定されていることが多く、少し改築したくても、役所の許可が必要なので、ちょっと面倒なんですね
「隣近所が無くていいね。こういう場所、どうかな~」と夫に言ったら、不便そう、アクセスが悪すぎ、と却下されてしまいました


こういう藁ぶき屋根の家も、けっこう売り出されていて、雰囲気たっぷりなのですが、20年ごとに屋根の葺き替えが必要なので、メンテナンスがちょっと面倒かも

こういう古い家は、天井に梁が通っていたりして、なかなか雰囲気があります


でも、古い家はGrade 2 Listedとか、「歴史的重要建造物」に指定されていることが多く、少し改築したくても、役所の許可が必要なので、ちょっと面倒なんですね
私的には、こういう石造りの家に憧れます。石造りだと、夏も涼しそう。隣近所とも、そこそこ離れているのが、ポイント高いです

住宅販売サイトを見ていると、「あ~、この家、いいな~」というのが何軒かあったのですが、よくよくチェックしてみたら、パブ兼宿屋の真裏だったり、大きな駐車場が横にあったり、近くに工場があったり。
やっぱり土地勘がないので、なかなか事情が分かりづらいんですね。もう少し候補地を絞ってから、一泊二日とかで実際に現地に行ってみることになりました。

「これだ!」と思える家に巡り合うには、こまめにチェックする「努力」や、「運」なんかも必要なのでしょうね。ひょうんなきっかけで、巡り合えるという「縁」もあるのでしょう。そして、気に入ったら、エイヤッと飛び込む勇気も必要なのでしょう。
「お見合い」とか、「恋愛」、「結婚」に似ている~なんて思ってしまいました
