ここイングランド南東部では、ここしばらく、最高気温は20～24度前後と、ずっと8月並みの気温が続いていましたが、今日 土曜日からぐっと肌寒くなりました。今朝、起きたら、窓ガラスにうっすらと結露が。

今日の最高気温は13度。明日の朝には気温が1度にまで下がるとのこと。我が家の庭では今、ダリアの花が満開なのですが、ダリアは霜に弱く、霜枯れしてしまうので、明日の朝がちょっと心配なところです。

＊今回載せている写真は、グレーブタイ・マナーホテルで撮った写真です＊

今週は、木曜日から金曜日にかけて、大雨が続いていていました。

夕方に一日一回、庭の見廻りをするのが習慣になっているのですが、さすがに木曜日は大雨で、庭の見廻りはパスすることに。

金曜日は、一日大雨＋強風だったものの、たまに雨がやんで晴れ間が出てきたので、そのすきを突いて、午後に庭の見廻りをしてみました。

強風で倒れそうな草花に支柱をしたり、落ち葉を片付けたりしていたら。。。ダリアの花にバンブルビーが止まっているのを見つけました。バンブルビーは、丸っこい形の愛らしい蜂で、とても大人しい性格です。

金曜日は、大雨＋強風の一日だったのですが、たまに雨がやんで太陽が出たときがあったので、そのすきに庭に訪れたのでしょう。

でも、思いのほかの強風と、繰り返し降る大雨とで、疲れて飛べなくなった様子。風の少ない場所へ移動させたいけれど、警戒されてしまうかなあ。

手袋をしたまま、バンブルビーにそっと手を差し伸べたら、思いがけず、そのままゆっくり手のひらに乗ってきたので、風の少ない壁際の花壇にそっと移動させました。

このまま弱って死んでしまうかも知れない。もしかしたら、ちょっと休んで体力を取り返して、家に戻れるかも知れない。私にできるのは、これぐらいだけれど。。。

そんなときに頭にあったのは、ニュースで読んだイスラエルでの戦争の記事でした。

数年前にイスラエルに移住したアイルランド人男性が、8歳の娘が今回の攻撃に巻き込まれ、安否を心配していたのですが、この8歳の娘の遺体が見つかって、ほっと安堵したという話です。誘拐されたら、どんな目に合うか分からない。誘拐されなくてよかったと。

戦争に巻き込まれた人、一人一人が、こういう辛い思いをするのでしょう。


テロ活動は許されないことだけれど、長い歴史的な因縁で、イスラエルにも責められる点はあるでしょう。何が正しいのか。正しさは、一つだけじゃないのでしょう。

そして今回のような戦争になると、たくさんの命が犠牲になり、憎しみの感情が残るだけでしょう。

一人でも多くの人が、無事に家族の元に帰れることを祈っています。


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