週末に、ドーキングに用事があったので、夫と一緒に出かけてきました。ドーキングまで車で30分ぐらいです。

ドーキングは鶏(写真上部)がシンボルになっていて、フランスのグヴュー、ドイツのギューグリンゲン、イタリアのシナルンガと姉妹都市だそうです。
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ドーキングで用事を済ませてから、小腹が空いたので軽くランチを食べようということになり、ドーキング近くの村「アビンジャー」のカフェへ行くことに。

アビンジャーは小さな村で、道路沿いに昔ながらのティールームが一軒あります。アンティークショップもあったのですが、潰れてしまっていました
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アビンジャー村 唯一のティールームです。雑貨店&郵便局でもあります。「カフェ」兼「雑貨店」兼「郵便局」なのは、「イギリスの小さな村」あるあるですね
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ティールーム内は、テーブル席が4つほどあるだけで、この日のランチ客は私たち二人だけでした。窓の向こうは草原なのですが、ピクニックをする家族連れがちらほら。芝生に寝転がったりして、気持ちよさそうでした
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メニューはこんな感じです。
サイドディッシュにチップス(フライドポテト)があるのは、イギリスあるあるですね。芋の国イギリスでは、チップスなしには生きていけないのでしょう。ホットチョコレートも、人気があります
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ジャケットポテトも、イギリスのカフェあるあるですよね。ジャケットポテトなら、コロネーションチキンや、エビマヨをトッピングしたのが割と好きです
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イングリッシュ・ブレックファーストを食べるつもりだったのですが、イングリッシュ・ブレックファーストは12時までだそうです。泣く泣く諦めて、夫は「アビンジャーランチ」、私は「クリームティー」を注文IMG_4199
テーブルクロスがものすごく素朴です

イギリスも、私が初めて旅行した1990年代には、スタバやコスタなどのコーヒーチェーン店はまだ無かったです。ヒースロー空港も、今ではモダンな店ばかりですが、当時は昔ながらのティールームがあって、そこでまったりお茶したのを覚えています。

窓際には、エリザベス女王の写真も
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今では、こういった昔ながらのティールームは、数がとても少なくなり、「わざわざ探して出かける場所」になってしまいました。ちょっと寂しいですね
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そういえば、日本では毎日スタバへ行っていた私ですが、最近、コーヒーチェーン店には行かなくなりました。

ロンドンに出かけると、50メートルおきにスタバやコスタ、ネロなどのコーヒーチェーン店があって、「ちょっとお茶」には便利なのですが、なんか味気ないんですね。味や雰囲気を楽しむんじゃなくて、時間潰しになってしまうんです。
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なので、最近は、こういった個人経営のこじんまりしたローカルのティールームへ行くのが、静かなマイブームになっています。
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人間、歳を取ると、「古いもの」や、「便利さよりも安らげるもの」に心を惹かれるようになるのかも知れません。なんか、「古女房」とか「古旦那」(そんな言葉あるのか!?)という言葉に妙に納得してしまったりして



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