毎週土曜日は、夕食後に、夫と一緒にネットフリックスで映画を観るのが、長く習慣になっています。
昨日の土曜日。どの映画を観ようかな~とネットフィリックスをチェックしたのですが、「これを観たい!」という決め手がないんですね。そうしたら、夫が「この映画がいいんじゃない!?」と。
夫が指したのは、邦画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」。

「ゾン100」のストーリーは、こんな感じです(Wikipediaから抜粋)
「ブラック企業に勤めるアキラは連日のパワハラやサービス残業により人間らしい生活をすることが叶わず、自殺願望を持つほど疲れ切っていた。
そんな日々のとある朝、起床すると街はゾンビで溢れかえっていた。アキラはその様子を見ながら「今日から会社に行かなくてもいいんじゃね?」と歓喜する。
こうして会社から解放されて自由の身となったアキラは「ゾンビになるまでにしたい100のこと」というリストを作成すると、その内容を達成すべく親友のケンチョに会いに行って朝まで飲み明かしたり、親孝行のために実家に帰省したりするなど自分のやりたいことを次々と実現させていく。」

「ゾン100」はB級ホラーコメディーで、レビューのポイントもあまり高くないのですが、ほかに観たい映画もないし、気楽に観れるかな~と、この映画を観ることに。
ちなみに、日本でホラー映画といえば、「呪怨」とか「リング」とか、「うらめしや~」的な映画がすぐに思い浮かぶのですが、イギリスでホラー映画といえば、だんぜん、ゾンビ映画です。

この映画の中で、ゾンビが蔓延する中、アキラとケンチョが「これから歌舞伎町のドンキで買い物しよう!」と新宿歌舞伎町のドンキへ行くのですが、このシーンで夫が、「歌舞伎町のドンキ、どこにあるか知ってるよ~」と得意気に言うんです。
そして、映画の中で歌舞伎町のドンキが映ると、「そう、これこれ~」と言って、ドンキ店内のBGMも口ずさむんです。ええっ、何でそんなに良く知ってるの~!?
夫は、日本へは旅行でしか行ったことがなく、住んだことはありません。
私がイギリスに移り住んだのは2004年。当時は、ドンキは今ほど流行っていなかったので、実は、私自身もドンキへは行ったことがありません。

夫がどうして歌舞伎町のドンキにそんなに詳しいのか。その理由を聞いてびっくり!
なんと、ゲームなんです。
なんと、ゲームなんです。
夫は毎週金曜日の夜に、私が寝た後で2時間ほどゲームをしているのですが、夫のお気に入りのロールプレイングゲーム「龍が如く」が、新宿歌舞伎町を舞台にしているんですね。
このゲームの中で、主人公のヤクザ「一馬」が、歌舞伎町で、敵対するヤクザと喧嘩したり、弱いものを助けたり、買物したり、カラオケしたり、と、いろいろなアクティビティーをするのですが、ドンキにもよく買い物に行くという訳なのです。
「ゾン100」を観終わってから、夫が得意気にゲーム「龍が如く」をオンにして、歌舞伎町のドンキで買い物してみせたり、養老乃瀧で焼き鳥を食べて見せたりしてくれました。す、すごい。ものすごくリアルなんです。

在英歴が長くなるにつれて、そしてイギリスの文化や生活習慣に慣れるにつれて、「老後はイギリスに骨を埋めるのか」と、日本がどんどん遠く感じるようになっていたのですが、日本は意外に近くにあったというわけです。
ちなみに「龍が如く」は、これまでシリーズ7まで制作されている超人気のゲーム。
「日本に行ったことはないけれど、歌舞伎町に超詳しい外国人」とか、「歌舞伎町のドンキや養老乃瀧へ行ってみたい外国人」というのが、世界のあちこちに結構いるのかも知れません。そう考えると、日本人として嬉しいし、楽しい気持ちになりますね
新宿歌舞伎町のドンキや養老乃瀧で、つたない日本語を話す外国人客を見かけたら、もしかしたら「龍が如く」のファンかも知れません


ランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックしていただけると、とても励みになります。
↓
にほんブログ村
人気ブログランキング
「日本に行ったことはないけれど、歌舞伎町に超詳しい外国人」とか、「歌舞伎町のドンキや養老乃瀧へ行ってみたい外国人」というのが、世界のあちこちに結構いるのかも知れません。そう考えると、日本人として嬉しいし、楽しい気持ちになりますね
新宿歌舞伎町のドンキや養老乃瀧で、つたない日本語を話す外国人客を見かけたら、もしかしたら「龍が如く」のファンかも知れません



ランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックしていただけると、とても励みになります。
↓
にほんブログ村
人気ブログランキング