子供の頃は、ピアノを習っていて、それが趣味と言えたのですが、20~30代は社畜サラリーマンで、週末に友人と連れ立って美味しいものを食べるとか、長期の休暇に海外旅行に行くぐらいしか、趣味(?)がありませんでした。
8年ほど前から、「自宅の周りの路上駐車を止めさせたい」という妙な動機でガーデニングを始め、それ以来、ガーデニングが唯一の趣味だったのですが(「ガーデニングと癒し」)、最近、趣味がまた一つ増えました。それは、スコーン作り。
友人を招いて「おうちアフタヌーンティー」をすることになったので、近所で売っているボソボソしたスコーンじゃなくて、手作りのまっとうなスコーンを出したいと思って、スコーンを作ってみたら、これがもう私向きで、楽しいんですね。
材料はいたってシンプルで、小麦粉、ベーキングパウダー、バター、砂糖、卵だけ。作り方も、材料を混ぜて焼くだけと、とっても簡単なんです。断然、私向きです

初めてスコーンを作ったときは、
こんなノッペリしたスコーン(?)が出来上がったのですが

つい先日に作ったスコーンは、普通にスコーンに見えますよね




どんなに簡単なレシピでも、小さなコツがあるものなんですね。ガーデニングもスコーン作りも、失敗を教訓にして、少しづつコツを見つけていくという点では、似ているかも知れません。これは、何にでも言えるのでしょうが
そんな中、夫が「義母の遺品を整理していたら、面白いものを見つけた」と私を呼ぶので、行ってみたら。。。
なんと、1920年代のレシピ帳でした。「Be-Ro」(イギリスの小麦粉メーカー)が出していたレシピ帳です。日本なら、「日清製粉が1920年代に出したレシピ帳」といったところです。
左が表表紙、右が裏表紙です。レトロ感、満載です~

1920年なんて、義母はまだ生まれていなかったので、多分、義母の母から受け継いだのでしょう。こんな小さなレシピ帳を後生大事にとっておくなんて。
50年以上経ったモノはビンテージ品、100年以上経ったものはアンティーク品なので、このレシピ帳はアンティーク品と言えるのかも知れません
左が表表紙、右が裏表紙です。レトロ感、満載です~

1920年なんて、義母はまだ生まれていなかったので、多分、義母の母から受け継いだのでしょう。こんな小さなレシピ帳を後生大事にとっておくなんて。
50年以上経ったモノはビンテージ品、100年以上経ったものはアンティーク品なので、このレシピ帳はアンティーク品と言えるのかも知れません

スコーンのレシピも載っているのですが、バターの代わりになんと「ラード」を使っているんですね。バターは乳製品だけど、ラードは動物性の脂肪なので、ラードで作ったスコーンは、ちょっとリッチな味になるのかも

夫いわく、当時は第一次世界大戦の直後だったから、バターが手に入りにくかったのかも、とも。

夫いわく、当時は第一次世界大戦の直後だったから、バターが手に入りにくかったのかも、とも。
最近、夫がアンティーク店とやり取りしていて、義母の残した陶器などをアンティーク店に持ち込んでいるのですが、夫がこのアンティークショップに、このレシピ帳のことを話したところ、是非持ってきてください、と言われたそうです。
もう本当に、何がアンティークやビンテージになるか、分かりませんよね。特にここ20年ぐらいはデジタル化が進んで生活が便利になり、ライフスタイルもどんどんシンプルになってきて、身の回りにあるのはモダンなモノばかりです。
そう言えば、先日に訪れたアンティーク店では、「木彫りの熊の置物」なんかも見かけました。1970年代に日本の家庭でよく見かけたやつです。
押し入れにしまったままになっている昭和のモノなんかを、改めて取り出してみても、面白いかもしれません。
ランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックしていただけると、とても励みになります。
↓
にほんブログ村
人気ブログランキング