今週末の土曜日は、すっきり秋晴れで、お出かけ日和でした。

なので、夫とどこかへ出かけることに。でも、夫が提案するのは、いつもの「ナショナルトラストの庭園」ばかりなんですね(「今更ながら、週末の悩みの種」)。

庭園もいいんだけど、やや飽きてきたので、少し雰囲気の違うところへ行ってみようよ、ということで、協議の結果、我が家から車で30分ほどのところにある村「チディングストーン」へ行くことに。
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チディングストーンは、「ケント州で最も美しく、最も古い村」と言われているのですが、村と言っても、メインストリートと、教会、お城、家が数軒だけという、ごく小さな村です。
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ナショナルトラストが、1939年からこの村全体(教会とお城を除く)を所有しています

お城の庭は、かなり無造作だったのですが、それでも可憐で美しかったです
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お城の敷地内には、池や林があったり、
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栗の実もなっていました。連日夏のような暑さですが、もう秋なんですね
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教会は、こじんまりしていて、こんな感じです。
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教会の中です。長椅子に、何か青いものがありますよね
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これ、お祈りのときに、膝の下に引くクッションなんですね。1つ1つ絵柄が違います
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教会なので、もっと神聖な感じの絵かと思っていたのですが、ハリネズミとか、アメリカ国旗(なぜ!?)とか、なかなか自由で面白いです
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さて、メインストリートです。メインストリートといっても小さくて、パブ「The Castle Inn」、カフェ「The Tulip Tree」、雑貨店、郵便局があるだけです。IMG_4069
これは、雑貨店+郵便局です。チューダー様式の造りが美しいです。
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この家はメインストリートの外れにあるのですが、軒先に人形が飾ってあって可愛いんです
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ぼぉっっと見ていたら、そばにいた初老の女性が「カエル、可愛いでしょ」と話しかけてきました。この女性、なんと、この家の住人でした
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この女性いわく、すぐ近所に学校があるのですが、そこの生徒がカエルの人形を持ち込んで、どんどん増えていくのだそうです。イギリスらしい、ほっこりする話です

メインストリートの近くで、電話ボックスを発見。公衆電話はもはや「過去の遺物」ですが、この電話ボックスは今は「救命具」置き場になって、「第二の人生」を歩んでいました。
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ランチには、このメインストリートにあるカフェ「The Tulip Tree」へ行くことに。この村でただ一軒のカフェです。
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イギリスのケーキは、各種のスポンジにクリームを挟んだものが多いです
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店内は広く、屋外、屋内、デッキにテーブルがあります。屋外のテーブルはサイクリストに人気でした。私たちはデッキ席へ
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天井のライトが、何とも可愛いです。イギリスでは、家庭の庭のデッキも、こういったライトで飾るのが人気があります。

要らなくなったティーポットに植物を植えて、こういう風にテーブルのデコレーションに使うのも素敵ですね
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前日にこのカフェのメニューをチェックし、この日は「イングリッシュ・ブレックファースト」を食べる予定だったのですが、なんと、「イングリッシュブレック・ファースト」は、週末はやっていないそうです

仕方ないので、「ベーコン・ソーセージ・サンド」と「スコーン」を注文
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ブラウンブレッドに、たっぷりのバターと、ベーコンとソーセージが挟まっています
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スコーンがずっと出て来なかったので、「注文を取り忘れかな~」と言っていたのですが、やっぱりそうでした。「イギリスあるある」ですね~。再度注文することに
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でも、再度注文する甲斐のある、外がかりかり、中がフワフワの王道スコーンでした。スコーンって2つに切って食べますよね。かなり大きいので、私は3つに切って食べることに。
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かなり大きかったのですが、中がフワフワで軽いので、それほどお腹が膨れることもなく、楽勝でした

最後は、この村「チディングストーン」で有名な石「Chidding Stone」(チディング・ストーン)を見にいくことに。この石は、太古からある石で、この村の名前「Chiddingstone」(チディングストーン)の由来になっています。
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大きさを示すため、夫に立ってもらいました。

かなり大きな石なのですが、近付いてみてびっくり。
何と、石の表面に、隙間もないほどびっしりと落書きが。。。
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もう、BAKAって言いたくなりますよね。。。
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最近だと、「ローマのコロッセオ落書き事件」がありましたが、いつの時代でもどこの国でも、こういった不届き者がいるのでしょう。

落書きも、年月とともに雨風で薄れていっているようなので、それが幸いです。観光地に出かけると楽しいけれど、落書きせずに、うるさくし過ぎないように、そしてゴミを出さないように気を付けたいものです


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