もともと、日本で会社員をしているときは、毎日化粧をしていました。

その当時、私にとって化粧は「戦闘服」のようなもの。濃くはないけれど、一応アイラインやマスカラも含めたフルメイクで、化粧をすると、気持ちがピリっと引き締まったものです。
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渡英後にフリーランスで仕事を始め、自宅で一人で仕事をするようになったのですが、それでも、渡英して10年ぐらいは毎日フルメイクをしていました。

別に人と会うわけでもない。夫も化粧にこだわる人でもない。でも、化粧をすると、気分が上がるんですね。「自分のため」の化粧だと思っていました。
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それが、結婚して10年ぐらいすると、化粧をする日が減ってきます。

その当時、ジョギングで走る距離を倍に伸ばしたので、スッピンで汗をかく気持ちよさが分かるようになり、「化粧顔」よりも「スッピン顔」のほうが心地よく感じるようになったんですね。

それでも、「スーパーへ買い物に行く日」と「週末に出かける日」は、他人様に顔を見せるので、エチケットとして化粧をしていました。
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これが、コロナ渦になると、マスクで顔を隠せるから、もっと化粧をしなくなり、スーパーへ行くぐらいでは、化粧をしなくなりました。化粧をすると、マスクも汚れてしまいます。。。

そうすると、「スーパーは化粧をせずに行くところ」と脳内転換されてしまったようで、マスクが不要になってからも、スーパーへ行くぐらいでは、化粧をしなくなりました。ここから、だんだんと大胆になっていった気がします
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今では、化粧をするのは、「スッピンを見せたくない人に会うとき」と「長時間外出するとき」だけ。

歯医者は、「スッピンを見せたくない人」の筆頭でしょう。歯医者へは半年に一度、定期的に通っています。6か月ごとに会っているから、顔もよく覚えられているので、いきなりスッピンで行くと、びっくりさせるのではないかと。
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そういう意味で、先日に、水漏れの修理に大工のイアンが来たときは、どうしようか考えたうえ、スッピンデビューしました。

イアンと会うのは3年ぶりだったので、3年会っていなければ、私の顔の記憶は薄れているだろうから、スッピンでも大丈夫だろうと思ったんですね
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でも、こういう風に「すっぴん」時間が増えてくると思うのは、楽をしたい気持ちが大きくなりすぎて、「オバサン化につながるんじゃないか?」ということです。

「オバサン化」は、自分を甘やかしていると、気付かないうちに後戻りできない地点まで進んでしまうのかもと。

まだ後戻りできるうちに、「自分のために化粧する」のを再開するときなのかも知れません


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