イギリスでは、29日月曜日がバンクホリデー（祝日）です。

先週に5日間の旅行に行ったばかりの我が家ですが、夫は今週木曜日と金曜日に休暇をとり、木曜日から月曜日までなんと5連休にしています。

以前にも書いたのですが、イギリスでは、その年度の有給休暇は、年度内にすべて消化しないといけません。日本式に「消化しきれなかった有給休暇は、捨てる」というのは出来ないそうです。

夫の職場では、7月末にその年度の有給休暇を締めるので、夫は毎年、5月～7月は有給休暇取得地獄に入ります。なんとか有給休暇を使い果たすよう、休暇をとりまくるというわけです。

まあ、有給休暇をとっても、義母宅の片付けに忙しいので、あまり遊ぶ時間は無いようなのですが。。。

そんな今日、夫が義母宅から帰ってきたときのこと。用事があって、夫は幼馴染ギャリーの家の近くまで行ったので、ギャリーの家に寄ってきたとのこと。

え、もしかして、また「アポなしの突撃攻撃」！？ギャリーの奥さんも在宅勤務で家にいるはず。奥さん、突然で、嫌がらなかったのかしら。。。

そうなんです、夫は「アポなし訪問魔」なんです。

結婚して一年目に、夫と車で外出したときに、「マルコム（夫の幼馴染）の家がちょうど途中にあるから、帰りしに寄ろう」と。

「寄るって連絡入れたの？」と聞いたら、「マルコムとは仲が良いから、アポなしでもいいんだよ」と。

その当時は、今ほど夫の交友関係を知らなかったので、「まあ、そう言うなら」とマルコム宅へ寄った（アポなしで）ところ。。。

マルコムもミシェル（マルコムの妻）も自宅にいたので、会えたのですが、マルコムはともあれ、ミシェルは化粧っ気がなく、超普段着のジャージ姿（いつもは、綺麗にお化粧し、きちんとした洋服を着ている）。

マルコムは男だし、夫の幼馴染だからいいかも知れないけど、ミシェルにしたら、日曜日に自宅でくつろいでいるところに、夫のアポなし訪問はやっぱり迷惑ですよね。

その日は自宅に戻ってから、夫に、「マルコムは男だし、夫の幼馴染だからいいけど、ミシェルにしたら、夫のアポなし訪問は気持ちがいいものじゃない」と言ったのですが、夫は「そんなコトはない」の一点張り。

「誰も我が家にアポなし訪問してくる人はいないよね。普通は気を遣うものだよ」とも言ってみたのですが、馬の耳に念仏でした。。。

夫は、こうと思ったら、頑としても譲らないトコロがあります。その後、何度か言ったのですが、頑として聞かないので、しょうがないと諦めました。

その後も、車で夫と一緒に出かけたときに、夫は「返したいものがあるから、今から〇〇の家にちょっと寄るから」とか、いろいろと理由を付けてアポなし訪問へ。

その都度、私も誘われたのですが、「どうぞどうぞ、私は車で待っているから」と、私はアポなし訪問には乗らないようにしていたら、そのうちに、アポなし訪問には誘われなくなりました。

そんな今日、またしても夫から「アポなし訪問してきた」との話。

私たちは夫婦と言えども、夫と私は別々の個人で、お互いの常識や考え方がある、お互いの自由や意思を尊重しないといけない、というのは分かるけれど。。。

それでも、夫のこの「アポなし訪問」は、できれば止めてもらいたいな～。どこかで嬉しく思っていない人がいるんじゃないかなあ。

アポなし訪問が、仲の良い友人5人に限られていて、3か月に一回とか、それほど頻度が多くないのが幸いですが、忘れた頃にやってくるというのも、奥さまたちは嬉しくないでしょう

夫は人柄もよく（人柄がいい人は、アポなし訪問なんてしない？）、穏やかな人です。私も「結婚後は片目をつむって」を実践しているのですが、これだけは、見て見ぬふりをするのは難しいです。。。

みなさんも、「家族に止めてもらいたいけど、なかなか説得が難しいこと」って、ないでしょうか。


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