昨日 日曜日は、政府が「緊急事態警報をスマホに一斉発信する」というテストをする日でした。午後3時に一斉にスマホにアラートが送られました。

ニュースによると、3時よりも前にアラートを受け取った人や、アラートを受け取れなかった人もいたとのこと。

写真はお借りしました
smartphone
私は3時に待ち構えていたのですが、画面にアラート・メッセージだけが表示され、アラート音は鳴りませんでした。スマホの設定をチェックしてみましたが、ボリュームはオンになっていたので、どうしてアラート音が鳴らなかったのか不思議です。


イギリスでは、運転中に運転者がスマホを使うのは違法なので、政府は事前に「運転中にアラートが鳴ってもスマホを手に取らないように」と呼び掛けていました。

ちょうどこの時間帯に、世界スヌーカー選手権の試合があったのですが、「観客の中には、アラートをオフにしていない人もいるだろう」と、このアラート音で選手の集中力がそがれないように、午後3時前から試合が一時中断になるという事態も。

写真はお借りしました
snooker
アラートを受けている間は、お祭り感覚だったのですが、あとあとになって、怖さが出てきました。どうして今の時期に、このアラートシステムがリリースされるのか。


イギリスでは、日本よりも自然災害が少ないので、これまで、非常時の連絡手段や備蓄については、何も考えていませんでした。イギリス生活で唯一気を付けているのは、「テロの危険を避けるため、混み合う場所には行かない」ことぐらい。

そういう意味で、イギリス生活では、一種の「平和ボケ」になっていました。

でも、ここ数年、異常気象の影響でイギリスでも洪水などの自然災害が増えているうえ、ロシアの脅威もあるでしょう。イギリスはウクライナを積極支援しています。


夫は、発生する確率が50%ぐらいになると、備えをする人です。それに対して私は、発生する確率が1%でもあれば、心配だから、備えをしておきたい。確立1%でも備えてしまうので、無駄になることが多いんですけどね


「天災は忘れた頃にやってくる」。これまで「平和ボケ」になっていたけれど、いろいろなシナリオを想定して、備蓄とか連絡手段とか、最低限の備えはしておこうかしら。。。役に立たなければ、それに越したことは無いんです。

なんとなく参加してみたアラートテストでしたが、いろいろと感じたことがありました。


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