イギリスでは、今週半ばから、サラダ用の野菜を中心に、緑黄色野菜の輸入量が激減し、スーパーの棚がスカスカになっている、と報道され始めました(「野菜とフルーツがスーパーの棚から消える!?」)。

南欧や北アフリカでの天候不良が原因とのことで、この品不足は数週間ぐらい続くらしい。

スーパーによっては、レタスやトマト、キュウリ、ピーマンなどを中心に、一人当たりの購入数が3個に制限されているとのこと。面白いのは、テレビニュースで、「トマトは1人あたり3個じゃなくて、3パックまで!!」と解説していたこと。「トマトが1人あたり3個」は、普通に考えて少な過ぎますよね。これには苦笑しました。


私がスーパーに最後に行ったのは、先週の水曜日です。それ以来、スーパーへ行っていなかったので、この野菜不足については、自分で真偽を確かめられずにいたのですが。。。今日 金曜日の朝にようやくスーパーへ週イチの買い物に行ってきました。

*週イチの買物は、毎週水曜日朝に夫婦一緒に行っているのですが、火曜日の夜に夫婦喧嘩が勃発したので、今週水曜日の買物は自然キャンセルになりました*


いつも、スーパーへ行く前夜に、一週間の献立を立てています。我が家の食事は、健康を考えて「フレキシタリアン」にしていて、一日交替で「肉がメインの日」と「野菜がメインの日」が交互に来るようにしています。例えば、月曜日 肉、火曜日 野菜、水曜日 肉、木曜日 野菜。。。などです。

「野菜がメインの日」は週3日で、そのうち2日間は「リゾットやパスタ」+「サラダ」を食べ、残りの一日を「具沢山の野菜スープ」を食べています。


スーパーでは、サラダ野菜を中心に緑黄色野菜が不足しているとのことなので、この一週間はサラダは食べない献立にすることに。次回の買物は来週水曜日なので、金曜日~火曜日までの5日間の献立です。

今日 金曜日:焼きそばと春巻き。春巻きは出来合いを買ってくるという、超手抜きの簡単メニュー

土曜日:チリコンカン。夫がスロークッカーで料理
chilli

日曜日:マンゴーと小豆のスープ。ニンジン、玉ねぎ、サツマイモなども入った具沢山スープ
mango 2

月曜日:パールバーリーとプルーンのチキンシチュー。仕上げにヨーグルトを大匙1杯入れます。シチューにプルーンとヨーグルトというのは変わっていますが、なかなか美味しく、我が家の定番料理になっています
pearl

火曜日:ダンプリング(小麦粉団子)のスープ。ジャガイモ、ニンジン、フェンネル、マッシュルーム、ズッキーニ、エシャロットなどが入った具沢山のスープ
dumpling

そして今日 金曜日の朝、満を持してスーパーへ行き、注目の野菜売り場へ行ってみたところ。。。

確かにトマトとピーマン、キュウリは、在庫がほとんど無いけれど、それ以外の緑黄色野菜は、一応、棚に一通り並んでいました。朝イチに行ったので、トマトなどは「誰かが買って品切れになった」のではなく、「入庫していない」ということなのでしょう。

買物客もそこそこ居たのですが、緑黄色野菜売り場には、それほど関心がない様子。

コロナ渦になった直後は、小麦粉やトイレットペーパーを買う人で、スーパー内がごった返しになり、在庫もまったく無くなったのですが、今回はそのような事態ではないようで、ちょっと安心しました。。。


でも、よく考えてみたら、イギリス人はあまりサラダを食べないんじゃないか、と。

イギリスには、各家庭の食事紹介のようなテレビ番組(「Eat Webb For Less」とか)が多いのですが、そういう番組を見ていると、ピザやパスタを食べる時は、ピザとかパスタだけを食べて、サラダは添えない家庭が多いようなんですね。

食べることが少ないのなら、品不足になっても、それほど慌てずに済むでしょう。

結局、今の緑黄色野菜 入荷激減のニュースは、マスコミが大きく騒いでいるだけで、一般庶民の食卓には、それほど影響の無いことなのではないか、とも思えてきます。


イギリスで消費が一番高い野菜は、何といっても「ジャガイモ」でしょう。「イギリスの国民食」と言えます。フライドポテト、マッシュポテト、ローストポテト、ジャケットポテトなど、さまざまな食べ方があり、どれも人気があります。

このジャガイモの生産が落ちるというニュースがあれば、国中が大騒ぎになるのかも知れません。


ランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックしていただけると、とても励みになります。

にほんブログ村

ブログランキング