今日を入れて、クリスマスまで、とうとう4日ですね。

日本だと、多分、クリスマスイブ12月24日のほうが、クリスマスムードが盛り上がりますよね。イギリスでは、イブはキリスト教信者が教会のミサへ行く日ですが、教会へ行かない人にとっては、24日イブはごく普通の日で、25日のクリスマス当日がメインです。

25日に家族で集まってプレゼント交換をし、昼過ぎからクリスマス・ディナーを食べ始めて、夕方にティー(軽い食事)を取ります。クリスマスは、日本のお正月と同じような一大家族イベントです。

**イギリスでは、一日の中で一番重い食事を「ディナー」と呼び、夕方に取る軽い食事を「ティー」と呼びます**


そして、クリスマスにどうしても欠かせないのが、クリスマスプレゼントです。

日本だと、プレゼントは一点豪華主義だと思うのですが、イギリス人は、クリスマスには、小さいモノをたくさん買って贈り合うことが多いです。

私たち夫婦も毎年、クリスマスプレゼントを交換しているのですが、お互い、欲しいモノは自分ですぐに買ってしまう性格なので、「相手にリクエストしたいモノ」が無いんですね。「好みじゃないモノ」や「必要ないモノ」を貰っても、使わないし。。。


という訳で、ここ数年、我が家のクリスマス・プレゼント交換は、「クリスマス・ハンパー」(食品の詰め合わせ)です。普段は買わないようなものや、普段よりも少し良いものを買って贈り合っています。これなら、貰った後で「要らないな~」と思うこともないし、クリスマスが終ってからも楽しめます。

ちなみに、この「クリスマス・ハンパー」は、イギリスが発祥の地だそうです。クリスマスが近くなると、どのスーパーやデパートも、こぞってクリスマス・ハンパーを売り出します。まさに、「イギリスならでは」のプレゼントです。


さて、私から夫に、今年買ったものです。予算は20ポンド(約3,200円)にしました。

左から順に、「カマンベールチーズ」、「チャイティー」、「フルーツ味の小型パネトーネ」、「ロゼのスパークリングワイン」(小瓶)、「チェリーとアマレットのファッジ」、「サーモン味のレリッシュ」、「シャンペーン味のピンクトリュフチョコ」、「スイートチリ・ジャム」です。20ポンドでも、ずいぶん買えるものです。
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カマンベールを丸ごとオーブンで熱々に焼くと、とても美味しいですよね。でも高カロリーなのが悩ましいところなので、我が家では「クリスマスの時期限定」の食べ物になっています。

レリッシュは、19世紀初頭にパリ在住のイギリス人が発明したもので、当時にパリの食品ショーで受賞したそうです。食事が美味しくないことで有名なイギリス。パリで賞をとるとは、ビックリですよね
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私が買ったのは、ピンク色のパッケージで、サーモン味なのですが、オリジナルは白いパッケージのアンチョビー味で、「ジェントルマンズ・レリッシュ」と呼ばれています。薄切りパンをトーストして、それに塗ると美味しいです。


小さなプレゼントをいろいろ取り合わせて贈り合うのがイギリス式ですが、イギリスのお店では、ラッピングせずに、そのまま袋に入れてくれるだけです。なので、クリスマス・プレゼントも、みな、自分でラッピングします。今の時期、スーパーへ行くと、さまざまな柄のラッピングペーパーが売られています。

我が家も、以前は、プレゼントを一つ一つラッピングをしていたのですが、この「エコの時代」。ラッピングペーパーは、一回しか使わないので、もったいないです。ラッピングペーパーは止め、プレゼント用のキラキラする紙袋に入れたり(来年も再利用)、パネトーネが入っていた綺麗な箱(これも、来年に再利用)に入れたりします。
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夫からもらったハンパー・プレゼントと一緒に、バスケットに入れて、クリスマスツリーの下に置きました。このバスケットは、一昨年のクリスマスに買った、フォートナム&メイソンのハンパーバスケットです。かなり頑丈なので、長持ちしています。
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また一年、もうすぐ終わりますね。楽しいことも沢山あったけど、それ以上に悲しいこともあった、この一年。それでも、年末を心穏やかに過ごせることに感謝です。


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