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先日の日曜日に、夫と一緒に、イギリス版 蚤の市「カーブーツセール」(「結婚記念日 当日の日曜日の過ごし方」)へ出店した後で、ドーキングから我が家までの途中にあるガストロ・パブに寄り、ランチを食べました。

このガストロ・パブは、先月下旬の日曜日にアンティーク・マーケットへ出店したときに、ランチに訪れたのと同じパブです。
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イギリスで日曜日と言えば、家族で集まって「ローストディナー」を食べる日です。なので、パブでも、日曜日はローストディナーが花形メニューで、「サンデーロースト」とも呼ばれます。

私たちも、義母が生きていたころには、日曜日にしばしば義理家族と集まって、義母が料理したローストディナーを食べていました。

家庭で食べるローストディナーは、こんな感じです。
ロースト
先月下旬にこのパブを訪れたときには、「ローストディナー」を食べたら、亡くなった義母を思い出してグッときそうで、夫はフィッシュアンドチップス、私はバーガーと、「ローストディナーでないもの」を注文したんですね。

でも、それ以来、何となくローストディナーが食べたくなりました。そう言えば、義母が亡くなってからは、ローストディナーを一度も食べていません。

ということで、先日の日曜日は、夫も私もローストディナーをお目当てにし、このパブを訪れました。

パブのカウンターです。イギリスのパブでは、飲み物も食べ物も、すべてカウンターで注文します。
カウンター
カウンターのそばに暖炉があり、温かい雰囲気を醸し出しています。
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ここにも暖炉があります。家具は、「古き良きイングランド」という感じのどっしりした家具です。
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壁には、鹿の頭をかたどった装飾なんかもあります。
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あちこちに額縁の絵が配されていて、間接照明とあいまって暖かい雰囲気が出ています。
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あちこちに暖炉があります。
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このパブはドッグ・フレンドリーなパブで、犬の写真が貼られたスペースもあります。郊外のカフェやレストランには、犬用の飲み水が用意されている所も多いです
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天井の梁に沿って、ビールジョッキが掛けられていて、雰囲気満点です
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こういう古い時計もいいですね。日本も、昭和の家には、大きな柱時計があったものです
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私たちが食事したテーブルです。
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そして、お待ちかねのローストディナーが運ばれてきました。が、ここでびっくり。ヨークシャプディングがやたら大きいんですね。

普通は、ヨークシャプディングは皿の隅に付くのですが、ここでは肉の上に乗っています。大きさは、普通のヨークシャプディングの5倍ぐらい。

ビーフのサンデーローストです(夫)。左側にあるのは、ホースラディッシュソースです。ロースト野菜(ポテト、パースニップ、ニンジンなど)の上に肉が乗り、その上にデーンとヨークシャプディングが鎮座しています。
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ポークのサンデーローストです(私)。右側にあるのは、アップルソースです
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かなりのボリュームですが、私はこの日、朝5時起きで、蚤の市ではずっと立ちっぱなしだったので、かなりお腹が空いていました。なので、夫も私も、無事、完食しました。

本当ならデザートも食べたかったのですが、前日の土曜日に、アフタヌーンティー(「久しぶりのアフタヌーンティー」)で食べきれなかったケーキが4個も家にあります。「日曜日中に食べてください」と言われていたので、食後のコーヒーだけ飲んで、パブを後にしました。
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久しぶりにローストディナーを食べた感想ですが。。。感想は、「義母の作ったローストディナーのほうが美味しい」でした。

考えてみると、義母宅ではローストディナーを数えきれないぐらい食べたけれど、外食でローストディナーを食べるのは、この日が初めてでした。義母の味に、慣れてしまったのでしょう。義母のローストディナーは、「イギリス版おふくろの味」なんだな、としみじみ。。。


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