ここ最近、朝晩はめっきり涼しくなりました。今日の最低気温は9度、最高気温は15度。私は体温が高めなので、室内ではまだ余裕で半袖で過ごしていますが(「あまり役に立たない、自慢にならない特技」)

さて、今日は、4回目の新型コロナワクチンの接種へ行ってきました。

ワクチン接種の対象になると、テキストメッセージが送られてきます。メッセージに記載されているWebサイトにアクセスすると、ワクチン接種を予約できます。

そろそろかな~と思っていたら、先日にメッセージを受信したので、そのままWebサイトにアクセスして予約。メッセージを読んでから予約完了まで、わずか1分でした。この辺は、イギリスにしては、かなり手際良いかも。
IMG_5396
ちなみに、予約が完了すると、予約完了のテキストメッセージを受信し、接種日の朝に、リマインドのメッセージを受信します。かなり徹底している感じ。

先日に行われたエリザベス女王の国葬も、スケジュールや式次第が厳密に決められていて、一点の落ち度もなかった感じなのですが、新型コロナワクチン接種も同じで、かなり効率よく運営されているな~という印象です。非効率的で何事もスムーズに進まないイギリスにしては、驚くほど画期的な手際良さ。やればできるんですね


今日のワクチン接種は、朝8時半の予約でした。早い時間に行けば、並んでいる人も少なくて、サクサク終わるだろうと思ったのですが、みな、考えることは同じようで、8時半に行ったら、すでに30人ほどが受付を済ませて順番を待っていました。

会場は、こんな感じです。
会場
今日は、7つの小部屋で接種を行っていました。二人連れ(夫婦など)で来ている人がほとんどで、そういう場合は、二人一緒に小部屋に通されて、一緒に接種することになります。

「二人一緒なんて、なんか子供みたい~」とも思うのですが、説明も二人いっぺんに説明すれば済むので、「二人一緒」は効率的で便利なのでしょう。夫と一緒に行ったので、私も夫と一緒に小部屋へ通されました。


今日は、左腕にコロナのワクチンを、右腕にインフルのワクチンを打ちました。もう、この2つを一緒に打つのがデフォルトになっています。大胆ですよね~。一回打ちてば済むので、打つ側も打たれる側も、特にこだわりがなければ、楽なのでしょう。

ちなみに、今日打ったのはモデルナです。一回目と二回目はアストラゼネカ、二回目はファイザーでした。


ワクチン接種も、1回目や2回目は、かなり緊張したのですが、今回は4回目なので、かなり緊張感が少なくなった気がします。

1回目や2回目のときは、副反応がでないか気になって、前日の夜からかなり緊張気味に。でも、今朝は、「ちょっと行ってこようか~」という気楽な感じでした。

そして、ワクチンを打つ側も、もう2年近くワクチンを打っているので、慣れが出てきた様子。3回目までは、「ワクチンを打ったら15分休憩して様子を見るように」と言われたのですが、今日は、「ああ~、打ったらすぐに帰っていいわよ~」と。こういう少しいいかげんなところは、イギリスらしいかも。

ちなみに、ワクチン接種会場に着いてから、会場を出るまで、15分ぐらいでした。


そして、ワクチン接種会場では、関係者はみなマスクを着用していましたが、ワクチンを打ちに来ていた人でマスクをしている人は少なく、わずか1割ぐらい。

イギリスではコロナに何度もかかっている人も多く、まだコロナに感染していない人は「コロナ・バージン」などと呼ばれています。それほど多くの人が感染済みなので、コロナも風邪やインフルエンザ並みの感覚になりつつあるのかも知れません。

4回目の接種に行って感じたのは、「Withコロナ」が浸透しきっていて、良くも悪くも、みな、コロナに慣れてきたんだな、ということです。

とは言え、これから寒くなって、感染症が多くなる季節に入ります。私も「コロナ・バージン」を守るべく、気を付けて冬を迎えたいです。


ランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックしていただけると、とても励みになります。

にほんブログ村

ロンドンランキング