今日は、自宅から車で40分ぐらいのところにある、ナショナルトラストの庭園「Polesden Lacey」へ行ってきました。ナショナルトラストは、歴史的建築物の保護を目的とする、ボランティア団体です。

ここ「Polesden Lacey」には素晴らしいバラ園があり、6月中旬から1か月、「ローズフェスティバル」が行われています。ガーデニング好きの私たち夫婦、見逃すわけにはいきません。
イギリスでは、6月から7月がバラのシーズンですが、今年は暖冬で、春先も暖かかったです。そのため、例年と比べて、花の開花が1か月早いと言われており、バラも同様に、今年は開花が早めでした。

バラ園の入り口です。期待感が高まります。イギリスの庭園は、あちこちにこのようなゲートがあり、ゲートをくぐると、それまでとは違う風景が広がっています。

小道の両側にパーゴラが建てられ、ツルバラが巻き付いています。左右両方のパーゴラの外に、それぞれ広いバラ園が広がっています。

近付いてみると、こんな感じです。

パーゴラがたくさん連なっている中を進みます。エドワード様式のローズガーデンに、2,000を超える薔薇が植えられているそうです。

バラ園からパーゴラを見ると、こんな感じです。

オレンジ色の繊細な花びらが、可憐です。

去年はコロナ禍で規制があったので、パーゴラの外から見るだけだったのですが、今年はバラ園に入ることができ、大感激



ベンチがあちこちに配されています。

毎年、「
Nymans」、「
Wisley」、そしてここ「Polesden Lacey」のバラ園に来ますが、一言でバラ園といっても、それぞれ特色があって趣が異なりますね。ここ「Polesden Lacey」は、とても女性的でエレガントな趣がします。
100もの白いツルバラや、35種類ほどのハイブリッド・ティー、フロリバンダ、ハイブリッド・ムスクがあるとのことです。

ピンクや黄色など、パステル色の花が多かったのですが、この白のツルバラも見事でした。

近付いてみると、こんな感じです。まるでブーケのようです。

我が家では今、5種類のバラを育てているのですが、そのうちの1つ「レディ・マーマレード」を発見。

「レディ・マーマレード」は、2014年にRHS(イギリスの王立園芸協会)により「Rose of the Year」に賞せられた花です。自分が育てている花を見つけると、嬉しいですよね。

今日は、曇り空で、ときどき小雨がぱらつくというお天気でしたが、綺麗なバラを見て、よい香りを味わい、とても癒されました。
長い散策にお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
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