コロナ禍になってから、外出が一気に減ったので、腕時計を使う機会が減りました。腕時計の電池が切れたのをきっかけに、外出時は、腕時計を使うのを止めて、スマホを時計代わりにしています。

そんな中、今日 火曜日は、久々に外出して一日中歩き回ります。荷物をできるだけ少なくしたい。スマホもできれば、持って行きたくない。

私は家で過ごす時間がほとんどなので、普段はパソコンがあれば事足ります。なので、私がスマホを使うのは、「外出先で時計代わり」と「外出先からの帰るコール」だけなんですね。。。スマホ時代の今、こんなの、私ぐらいですよね

ということで、今日 火曜日にスマホを持って行かずに済むように、腕時計を使うことに。そして、昨日 月曜日に、腕時計の電池交換へ行ってきました。

が、町へ行ってみてショック。いつも電池交換しているチェーン店のお店が、営業が火~金曜日の週4日に変更になっていました。コロナ禍でお客さんが少ないせいなのか。

我が町は、マクドナルドも無いような小さい町で、時計交換できるようなお店は、ここ一軒だけ。。。と思ったものの、町を歩いてみると、裏道に怪しげな宝石屋を発見。昔の質屋のような雰囲気の、とても小さな畳10畳ほどの(しょぼい)宝石屋です。客は誰もいない様子。

ショーウィンドウには、時計も飾ってあります。時計交換、やっているかも。

ほかに選択肢は無いので、この宝石屋に入ってみることに。ドアを開けようとしたら、加藤茶をオタクっぽくした感じの店主(60台後半ぐらい)が待ち構えていて、ドアを開けてくれました。おじさん店主、暇にしていて、私が歩いて来るのを見つけて、待ち構えていたんでしょう。おじさん、ちょっと可愛いかも。

腕時計を見せて、電池交換できるか聞いたら、できるとのこと。「10分で出来るよ」というので、10分経ったら引き取りに来ると言って、店を出ました。

次に行った薬局で、レジが混んでいて、宝石屋に戻るのが少し遅くなってしまいました。

宝石店に戻ると、店主が「今、20分だよ」と。真顔なんですが、冗談なんですね。オタクっぽい店主が真顔で冗談を言うので、ちょっと受けてしまい、一気にこの店主が好きになりました。人間って、ほんの些細なことが心に触れることがあります。

その後は、このおじさんと、エリザベス女王のプラチナジュビリーの話題で話が少し盛り上がりました。

最近は、チェーン店が増えて、スマートだけど少し味気ない対応が多いです。コストダウンで店員さんの数も少ないので、店員さんが忙しそうにしているのを見ると、なるべく店員さんの時間を取らないように気を遣ってしまいます。

でも、昔は、もっと心が近い、相手に一歩踏み込んだ、パーソナルなやり取りが多かったんですね。昔ながらの商店街の八百屋さんや肉屋さんとか。ある意味、時間の無駄なのだけれど、そういう無駄が気持ちのゆとりに繋がっていたような気がします。

店主のおじさんと話をして、少しホッコリした時間を過ごせました。次回の電池交換は、このお店に決定です

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