一昨年の12月にネットフリックスに加入したものの、凝り性の私、最初の一年間は、雰囲気が好きな「深夜食堂」しか観ていませんでした。「深夜食堂」を見終わるまでは、ほかのプログラムを見る気になれなかったのですが、昨年暮れにようやく「深夜食堂」の全エピソードを見終わることに。
それ以降は、「イカゲーム」、「日本沈没」、「夏への扉」、「今際の国のアリス」を観てきたのですが、ここしばらく、雨風の強い日が続いているので、ドラマ版の「僕だけがいない街」を数日で一気見しました。
「僕だけがいない街」は、20代のさえない主人公がタイムスリップして小学生時代に戻り、当時の殺人事件を未然に防ぐというものです。殺人事件の糸口をつかんでいくプロセスも見ごたえがあったのですが、何よりも良かったのは、主人公をめぐる人間関係でした。
もともと、20代のこの主人公は、正義感こそあるものの、人間関係にかなり消極的。その主人公が、タイムスリップして小学生時代に戻り、「殺人事件を起こさせない」ように奮起。友達との関係を築いていき、その体験を通じて、「元々の自分」よりも精神的に大きく成長して20代に戻ってきます。
写真はお借りしました。
もともと、20代のこの主人公は、正義感こそあるものの、人間関係にかなり消極的。その主人公が、タイムスリップして小学生時代に戻り、「殺人事件を起こさせない」ように奮起。友達との関係を築いていき、その体験を通じて、「元々の自分」よりも精神的に大きく成長して20代に戻ってきます。
写真はお借りしました。
歳を取るに従って、人間関係が「表面的」になり、「丸く収める」ようになりがちですが、「本音でぶつかる」ことや「途中で投げ出さない」こと、「正しいと信じることをする」ことの大切さを思い出させてくれた作品でした。そして、人間関係は一生ものだということも。
さて、昨日は、土曜日恒例の「男の料理の日」です。夫がスロークッカーでビーフシチューを作ってくれました。
材料は、牛肉、パンチェッタ(ベーコンに似ています)、玉ねぎ、小玉ねぎ、ブラウンマッシュルーム、にんにく、バター、赤ワイン、トマトピューレ、ベイリーフ、タイム、コーンフラワー(コーンスターチのようなもの)です。
肉と玉ねぎ類を炒め、スロークッカーで8時間ほど煮込みます。最後にコーンフラワーでトロミをつけます。ポレンタと温野菜を添えて食べました。
このレシピは、夫が以前にも作ってくれたのですが、スープにコクが少なく、今ひとつの味でした。今回は、その反省を活かして、最後の1時間は火力を「強」にしたとのこと(我が家のスロークッカーの火力は、「弱」「中」「強」の3つです)。そのおかげで、今回は、深みのある美味しいソースになりました。
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