バレンタインデーは今日なのですが、我が家では昨日、2月13日にバレンタインデーをしました。記念日などのイベントごとは、平日だと落ち着かないので、合理的な我が家では、いつも週末にしています。

日本だと、バレンタインデーは主に「女性が男性に」チョコレートを贈る日ですが、イギリスでは、「カップル・夫婦がお互いに」贈り合う日です。日本と同じように、チョコレートを贈り合うことが多いのですが、「バレンタインデーだからチョコレートを贈り合う」というよりも、「イギリスではチョコレートが贈りものとして一般的なので、贈り合っている」ように思えます。

***チョコレートを嫌いな人は少ないので、イギリスで何かちょっとした贈り物が必要な場合は、チョコレートを贈ることが多いです。***

我が家は、夫がイベント事が好きで、バレンタインデーも外すことができません。
バレンタインデーの夕食には、ラクレットを食べました。テーブルで焼きながら食べるので、楽しく、イベント感が高まります。肉類は牛肉角切りとエビを、野菜はペッパー、ベビーコーン、ズッキーニ、プチトマト、さやえんどう、マッシュルームなどを用意しました。鉄板の下にトレイを入れて、そこでチーズを焼きます。
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取り皿に盛ると、こんな感じです。焼いたチーズを、ベイクドポテトの上にかけて食べます。どれも美味しかったのですが、とりわけ、マッシュルームとエビ、牛肉が美味しかったです。野菜は、食感が残るように、大き目に切るのがコツかも。
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ラクレットは美味しいし、楽しいのですが、一つ問題があります。それは、「臭い」。ラクレットをすると、焼肉屋と同じようなキツイ匂いが充満して、終えた後の換気が大変です。焼肉屋と同じで、洋服や髪にも匂いが付きます。スイスの方は、この臭い、どうしているのか、気になります。

デザートには、三ッ星レストランのシェフ「ヘストン・ ブルメンタール」がスーパー「Waitrose」とのコラボで出している、バレンタイン・チョコレートケーキを食べました。
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オレンジとスパークリング・ワインのゼリーを、チョコレートムースが覆い、一番上に、薄いチョコレート盤が載っています。このチョコレート盤には、ポッピング・キャンディーが入っていて、パチパチした食感が面白いです。

夕食後に、カードとチョコレートを贈り合いました。カード交換は、どのイベントでも必須の付きものです。

左側のカードは夫から、右側のカードは私からです。交換したカードは、いつも本棚にしばらく飾っておきます。喧嘩防止の効果があるかも知れませんね
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交換したチョコレートです。左が夫からで、右が私からです。
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私が贈ったチョコレート(右側)は、「Monty Bojangles」のものです。猫をモチーフにしたトリュフチョコで、ポップコーン、ピスタチオ、ベリーなど、10種類ほどのフレーバーがあります。隣町に「Monty Bojangles」のカフェがあり、コロナ前はよく通っていました。イギリスのチョコレートは大甘のものが多いのですが、「Monty Bojangles」のチョコレートは「ひとひねり」があり、なかなか美味しいです。

夫から貰ったチョコレートです。バレンタイン専用ボックスだとのことで、見た目も美しいです。イベントごとが好きな夫の意気込みが感じられます
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そして、今日はバレンタインデーということで、4組のカップルをあげて、「幸せな結婚生活の秘訣」が紹介されていました。
写真はお借りしました。
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彼らによると、「よく笑う」、「よく話す」(相手の話を聞く)、「許し合う」のがコツのようです。そして、「出会えた」幸運にいつまでも感謝し続けることが、大切なのかも知れません。ちなみに、上の4組のカップルは、「仕事の採用試験場で偶然知り合った」、「出会ったのはバス停」、「たまたま隣に越して来た」、「結婚式の日に初めて会った」(インド人夫婦)だそうです。

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