年末から「新型コロナ関連」や「ボリス首相のパーティー疑惑」など、大きなニュースが続いているイギリスですが、そのうちの1つが「ロシアxウクライナ問題」です。

昨年12月の記事ですが、情勢がよく説明されています。

「北京オリンピック期間中はウクライナ侵攻は控えて欲しいと、習近平がプーチンに頼んだ」という、まことしやかな噂もありますが、「オリンピックの閉会式を待ってたら、雪が溶けてぬかるみになり、戦争に適さない季節になってしまう」との憶測もあります。

この「ロシアxウクライナ問題」、昨年からずっとニュースを見てきましたが、個人的には「西側がコトをエスカレートさせている」という印象がぬぐえません。ウクライナ大統領も「パニックを作り出さないように」と、西側諸国に求めています。TVニュースで現地特派員の話を聞く限りでは、首都キエフなどでは、パニックにならないよう、人々は、ほぼ通常どおりの生活を送っているとの話もあります。

写真はお借りしました。
マクロン
もともと、プーチンの目的は、「自分の要求に対して、西側の注目を高めること」でしょう。この場合、この「目的」とは、上記の記事にも書かれていますが、例えば、その1つは「NATOの東方拡大(例えば、ウクライナのNATO加盟)」を阻止することでしょう。

今回の一連の流れの中で、これらの「プーチンの意図」が西側・NATOに明確に伝わったことで、プーチンの目的は、ある程度達成されたことになります。

ただし、このような軍事行動は、どのように退却するかが難しいです。マッチョで強いイメージを押し出しているプーチンにとっては、「プーチンが折れて退却した」と自国や西側に映るというのは、あってはならないことでしょう。

もともと、「新型コロナやインフレに対する、ロシア自国内の不満分子の目を、ほかに向けさせる」という意図もあったかも知れません。

あくまで、個人的な印象ですが、このような状況で、西側諸国は「制裁を加える」と声高に叫ぶのではなく、東側が「負けて引いた」のではなく「勝って引いた」と思えるような、プーチンが引きやすい状況を作り出すことの方が、重要なように感じます。

ウクライナの首都キエフにある、「メモリアルウォール」です。過去8年間のロシアとの紛争で亡くなった方々の写真が掲げられています。この少年の父親も、ロシアとの紛争で亡くなったとのことです。どのような理由であれ、戦争はあってはならないことです。
写真はお借りしました。
メモリアルウォール

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