日曜日に、夫がスロークッカーでブッフ・ブルギニョン(牛肉のブルゴーニュ煮)を作ってくれました。

我が家では、毎週土曜日は「男の料理の日」で、夫が晩ご飯を作ってくれます。
実は、先週の土曜日は、夫の友人が10人ほどで集まって、パブでクリスマスパーティーをするとのこと。イギリスはオミクロン株が大流行の兆しを見せていて、夫は行くかどうか大きく考え中でした。行っても大丈夫なように、「男の料理の日」は日曜日に延期することに。

イギリスのパブには、庭が付きものです。夫は、晴れていたら、パブの庭で参加しようと思っていたらしい。でも、土曜日の夕方は運悪く、激しい雨模様で、結局不参加に。

クリスマスを義理家族と一緒に過ごせるように、万全の体制を整えている夫。友人に会えなくて、可哀想でしたが、長年の友人たちなので、来年でも大丈夫でしょう。私も、友人・知人とは、オンラインでは会っていますが、もう2年近く、直接会えていないので、早く気軽に会えるようになって欲しいものです。

料理の話に戻ります。。。
材料は、牛肉、パンチェッタ(ベーコンに似ています)、玉ねぎ、小玉ねぎ、ブラウンマッシュルーム、にんにく、バター、赤ワイン、トマトピューレ、ベイリーフ、タイム、コーンフラワー(コーンスターチのようなもの)です。

肉と玉ねぎ類を炒め、スロークッカーで8時間ほど煮込みます。最後にコーンフラワーでトロミをつけます。ポレンタと温野菜を添えて食べました。
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さて、問題の味です。8時間煮込んだので、お肉も柔らかく、美味しかったのですが、前々回(アイリッシュシチュー)と前回(ビーフシチュー)のシチューのほうが、スープにコクがあって、ずっと美味しかったような。前々回と前回は、骨付き肉だったので、骨からよい味が出たのでしょうね。
ということで、次回の「男の料理の日」は、骨付き肉のメニューに決定です!

デザートには、パネトーネを食べました。

この冬に買ったパネトーネです。このうちの1つを開けることに。
左下から時計回りに、「フルーツのミニ・パネトーネ」と「チョコレートのミニ・パネトーネ」、「ティラミス味のパネトーネ」、「ヘストンのパネトーネ」(白い箱)、「ヘーゼルナッツとチョコレートのパネトーネ」です。
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どれを開けるか、大きく迷います。賞味期限はどれも同じで、来年2月までもちます。

本当は、「ヘストンのパネトーネ」(白い箱)を食べたかったのですが、チョコレートのトッピングや中のフルーツがギッシリで、ボロボロこぼれ出てくるので、切るのがとても大変なんです。写真はお借りしました。
ヘストン

「ヘストンのパネトーネ」を切る覚悟がまだ出来ておらず、迷った末、これに決定。「ヘーゼルナッツとチョコレートのパネトーネ」です。箱には、「Torta da festa」と書かれていて、メーカーによると「イタリア風パーティーケーキ」という意味らしいです。
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箱から出すと、こんな感じで、ずっしり感があります。底側のスポンジは、アルコールでしっとりしています。
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6つに切り分けました。今日に食べない分は、ケーキ用の缶に入れておきます。日持ちするケーキを切り分けて食べることが多いので、こういう缶は必需品です。
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6等分に切るのって、難しいですよね。同じ大きさに切ろうと思っても、それぞれの大きさがチグハグになります。いつも夫ともめるのは、「大きいものから食べる」のか、「小さいものから食べる」のかです(こんなことで、もめるな、という感じですが。。。)。
こんなとき、私は「大きいもの」を、夫は「小さいもの」を選び勝ちなのですが、みなさんは、どうでしょうか。

6分の1といっても、かなり大きいので、夫とシェアして食べます。ブランデークリームを添えて食べました。ちなみに、これは、夫と私の両方の意見を入れて、「中ぐらいの大きさ」です。
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イギリスのクリスマスでは、暖かいデザートにクリームを添えて食べるのが恒例で、クリスマスの時期になると、いろいろな風味のクリームが売り出されます。

ブランデークリームも、クリスマス限定商品です。濃厚なクリームにブランデーが入っていて、暖かいデザートにはたまらない美味しさです。今回は、「ソルテッドキャラメル味のブランデークリーム」を試してみたところ。。。
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ブランデークリームそのものは美味しいのですが、かなり濃厚で、パネトーネの風味よりもやや勝っています。パネトーネの繊細な風味を損なわずに味わうには、普通の軽いクリームのほうが良さそうです。

ということで、今回の反省を活かすべく、来週の土曜日が楽しみです。

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