1か月ほど前の出来事です。

会計士に確定申告の書類を送ろうと、郵便局に行きました。郵便局で列に並んで、順番が回ってきたら、切手を買います。日本の郵便局と同じです。

郵便局のカウンターのイメージです。
写真はお借りしました。
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「セカンドクラスで、書留で」(Second Class、Signed for)と、お願いしました。この場合、2~3日以内に、書留で配達されます。局員が封書の重さを計って、切手代を計算するのですが、以前よりも、切手代が少し高いかも。

「郵便料金、値上がりしたのかな~」と思いながら、差額は250円ほどだったので、そのまま切手を買って封書を出してきました。

家に帰って調べてみたら、2ランク上のサービス(①)の料金でした。

①「24時間以内に配達、書留。オンライン追跡サービス付き」←実際に売られたサービス
②「ファーストクラス、書留」(24時間以内配達、書留)
③「セカンドクラス、書留」(2~3日以内配達、書留)←私が頼んだサービス

これまで何年もずっと、きちんと切手を買えていたのに、私の言い方が悪かったのかな~。

そして、昨日、インフルエンザの予防接種が済んでから、郵便局に行ってきました。今度も、会計士に書類を送るためです。

前回、料金が高かったので、今回は自宅であらかじめ、封書の重さを計って、切手代を計算しておきました。郵便局のWebサイトに、重量×料金の早見表が掲載されています。
https://www.royalmail.com/price-finder
このサイトで、こんな感じで料金を計算できます。
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やっぱり、係員の言う料金は、自宅で確認した料金よりも、高いんですね。わざと上のクラスの料金を言ってるんじゃないのかな~。

係員に言ったら、「正しい料金だ」と言うので、郵便局備え付けの料金早見表をチェックしたのですが。。。やっぱり、私の料金のほうが正しい。

係員に早見表を見せながら話しても、まだゴニョゴニョ言っているので、これは意図的に高い料金を言っているんだ、と思って、「前回も高かった。ウォッチドッグに連絡しますよ」と言ったら、係員は黙って、正しい料金でやってくれました。

*ウォッチドッグは、企業が消費者に不正をしていないか、あばく組織です。いろいろな組織があるのですが、BBCのテレビ番組「ウォッチドッグ」が有名です。この番組は、オトリ捜査で不正の証拠をガッツリとった上で、現場に突撃して不正を暴き、テレビで放送するという、不正者にとっては、とても恐ろしいテレビ番組です。

私が使っている郵便局では、窓口の係員は、正規雇用ではないようで、しょっちゅう変わります。

イギリスの郵便局は、雑貨屋の中に郵便局エリアがある場合が多いです。こんな感じで、半分が郵便局、半分が雑貨屋になっています。
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どうして、2ランク上のサービスをわざわざ売るのかな~。売上に応じて、インセンティブが付くのかな~。そして、係員2人はグルなのかな(係員は2人で、夫婦か兄妹のように見えます)。謎は深まるばかりです。

普段は、サービスが悪くても、それはイギリス標準なので、文句を言わない私ですが、さすがに昨日は、わざと高い料金を言われたので、文句を言ってしまいました。(私の)自業自得ですが、しばらくは郵便局にちょっと行きづらいかも。

これからの季節は、クリスマスカードを出しに、イギリスの郵便局で切手を買う方も多いと思いますが、切手料金には、くれぐれもお気を付けください。(特に、小包や、日本向けに郵便物を送る場合は、料金が分かりづらいので、気を付けたほうが良さそうです)323e86a9.jpg