今日は、ロンドンにある、行きつけの美容院に行ってきました。美容院に行くのは、何と6か月ぶりです。

行きつけの美容院はソーホーにあります。美容院に行く前に、近くにあるカフェ「メゾンバートゥ」(Maison Bertaux)に寄りました。お店の周囲が道路工事中だったため、よい写真が撮れず、写真はお借りしました。
250e3d1c.jpg

思い出の喫茶店」(過去記事)で書いたのですが、私は、ケーキの美味しいカフェを見つけて、そこを行きつけにし、散歩途中にふらりと寄って、本を読みながら、ゆっくりケーキを食べるのが好きです。

「メゾンバートゥ」は、イギリスで巡り合えた、そんな数少ないカフェの一つです。
メゾンバートゥは、パリ・コミューンのフランス人がこの地に移り住み、1871年に開店した、ロンドンで最も古いフレンチ・パティスリーです。写真はお借りしました。
cf49ac94.jpg

このパティスリーを訪れた人には、古くにはバージニア・ウルフやカール・マルクスから始まり、スティーブ・マックィーン、ニコール・キッドマン、ノエル・フィールディング(Great British Bake Offプレゼンター)などがいます。アレキサンダー・マックイーン(ファッションデザイナー)の25歳誕生パーティもここで行われたそうです。写真はお借りしました。
b8d6e7dd.jpg

今のオーナーは元女優のフランス人 ミシェルさんで、その人柄から、名物オーナーになっています。写真はお借りしました。
5b160efe.jpg

いつもは、シュー生地をベースに、生クリームとフルーツがたっぷり乗ったケーキを食べているのですが、今日は、私の前の人が30個ほど、ケーキをまとめ買いしてしまい、焼き系のケーキしか残っていませんでした。とても残念~。それで、生クリーム系のケーキの写真が撮れず、ケーキの写真はすべてお借りしました。

マジパン入りのアーモンドクロワッサンと、アプリコットのタルトを食べました。飲み物はアールグレーです。

ここしばらくは、10年ぶりに「ガープの世界」を読み直しています。今日は「ガープの世界」を持っていき、読みながら食べました。
87f136c7.jpg

シンプルだけど、落ち着けます。これは1階で、2階はアートギャラリー風になっています(2階は現在、コロナ禍のため閉鎖しているかと思います)
044baf66.jpg

メゾンバートゥでお腹を満たしてから、美容院に行き、その後で、徒歩3分の距離にあるリバティーへ行きました。リバティーは毎年、9月末になると、クリスマス専用フロアを作って、クリスマスの飾りつけなど、いろいろなクリスマスグッズを売っています。毎年、ここでクリスマスカードを買うのが習慣になっています。
08baec3e.jpg

4階にあるクリスマスフロアに直行します。
0a079bc3.jpg

こんな感じで、「飾りつけ」とそれを飾った「ツリー」があちこちにあります。
cfc57619.jpg

季節柄、くるみ割り人形の飾りつけもあります。
8d0a44aa.jpg

プレゼントを入れる巨大な靴下もあります。
8c780c1c.jpg

アドベントカレンダーもたくさんありました。そのうちの1つです。絵が美しいです。まさに、イギリスの冬がうまく表現されています。
b7db4ae2.jpg

あちこちにクリスマスツリーが配されています。
cae508af.jpg

ジンジャーブレッドハウスのキットもあります。
f28148f9.jpg

他のフロアにも行ってみました。家具調度の色合いが素敵です。
adc959b0.jpg

こういうユニークなお皿も売っています。
12d6fb44.jpg

こういう飾り皿もあります。家に飾ると、ちょっと怖いかも。
e0c5da51.jpg

生地のフロアにも行ってみました。リバティプリントの生地です。
ded60c2a.jpg

リバティプリントで作った洋服も飾られています。
638526a5.jpg

階段を使って地上階に降りたのですが、途中でこのようなパネルを発見。第一次世界大戦で亡くなった、リバティ従業員の名前が書かれています。リバティは1875年創業。時代の重みを感じます。
7ef67f02.jpg

メゾンバートゥに行ったのは、コロナ禍が始まってから、初めてです。コロナ禍など無いかのように、時間がゆっくりと過ぎていき、久しぶりに、リラックスした癒しの時間を過ごせました。

早く本当に、こういう日常の時間を取り戻したいですね。