料理は、クリエイティブな面があるので、まだ楽しめるのですが、掃除はやや苦手かも。

日本に住んでいた頃は、Gが発生するのが怖くて、毎週末になると、家具を動かして隅から隅まで掃除していましたが、イギリスにはGはおらず、せいぜいクモしかいません。日本にいた頃よりは、掃除の真剣さが減ったかも(Gは、住宅街には居ないのですが、飲食店街には居るようです)。

イギリスで掃除する際に、注意が必要なのは、「乾燥」と「硬水」でしょう。

イギリスは、雨が多いという印象があるかも知れませんが、ロンドンの実際の降水量は、東京の半分ぐらいです。乾燥しているので、日本よりも家の中が埃っぽくなりやすく、天井に蛾がとまっているのかと思ったら、埃だったこともあります。写真はお借りしました。ソファーの下も、埃がたまりやすいですね。


キッチンも、こんな風につるしたり食器を飾ったりすると、素敵なのですが、すぐ埃だらけになります。我が家はできるだけ、扉のあるキャビネットにしまい込んでいます。写真はお借りしました。


掃除機は、夫か私が気が付いたときに、かけるようにしていますが、知人が「埃では死なない」と言ったのが、まさに「イギリス流の迷言」かも知れません。でも、アレルギーが心配ですが。。。

イギリスに住み始めた頃に、自宅で食事中に、パンくずがテーブルから床に落ちたときに、夫が「拾わなくていいから」と言ったのが、日本とイギリスの衛生観念の違いを、よく表しているかも。土足文化の国ですしね(我が家はしっかり土足厳禁ですが。。。)写真はお借りしました。


そして、イギリスの水は硬水なので、台所のシンクやバスルームなど、水回りは石灰化して白くなります。

これを取るのは至難の業なので、いつもは、台所シンクも浴槽も、使うたびにスポンジで拭いています。これで、石灰分が残らないので、掃除がずいぶん楽になります。

「気合を入れないと掃除できない場所?」それは、全部です~。