私が初めてイギリスを旅行したのは、今から28年前のことで、夫と知り合う前のことでした。イギリスを旅行したのは、人生で2回目の海外旅行で、一人旅でした。

10日間ほどの期間で、ロンドン、湖水地方、エジンバラを回り、ロンドン滞在中には、カンタベリーやコッツウォルズにも足を延ばしました。

エジンバラでは、公園のベンチに座っていたら、見知らぬお爺さんがジッとこちらを見ていると思ったら、「案内しようか」と寄ってきました。初めての一人旅で怖かったので、丁寧にお断りしたのですが、今なら、そういう親切は、イギリスではあり勝ちだと分かったので、案内してもらっているかも。
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エジンバラでは、ミリタリータトゥのパレードも見に行きました。
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旅の途中で、コッツウォルズで1回、ロンドンで2回と見かけた、一人旅の男性がいて、3回目にロンドンで見かけたときには、「よく会いますね」と声をかけられ、中華街で一緒に夕食を食べ、映画を観ることに。「旅は道連れ」ですね。「ブリジッド・フォンダ」の「アサシン」を観たことを覚えています。映画なら、ここでロマンスに発展するところなのですが、何もなく解散。

湖水地方では、日本から電話とFAXでホテルに予約を入れていたのに、ちゃんと予約が取れていなかったというアクシデントも。

そんな私の初めての海外旅行は、30年ほど前に行ったオーストラリアでした。

学生時代からの友人と二人で、パッケージ(航空券とホテルのみ)を使って、10日間ほど旅行しました。シドニー・メルボルン・ケアンズ・エアーズロックだったと思います。写真はお借りしました。


初めての海外旅行で、見るもの聞くもの、何でも面白い。色々なことがあったのですが、その中でも、一番記憶に残っているのは、友人との大喧嘩です。

エアーズロックで、砂漠の中にポツリポツリと一軒ずつ建っている、ロッジに泊っているときでした。ちょうど旅程の真ん中ぐらいで、お互いに疲れが出てきた頃です。

その日は、エアーズロックの観光をしたのだけれど、途中で道を間違えてしまい、お互いに不満をため込むことに。言い合いをした訳じゃないのですが、砂漠の中で、お互いに、自分が先にロッジに着こうと、ロッジまでの200メートルを相手を振り切りながら、全力で走りました。女って凄いです。

ほとんど同時にロッジに着いたのですが、その日は口を利かず。「海外旅行あるある」の1つは、やっぱり「喧嘩」でしょう。

旅先で喧嘩したのは、オーストラリアのこの喧嘩が最初で最後でした。旅行に行くと、多少なりアクシデントが付きものですが、それも旅行の醍醐味かも知れません。

私は、アクシデントばかりよく憶えています。ちなみに、その友人とは、それからも4回一緒に海外旅行し、今でもお付き合いは続いています。それ以来、喧嘩もしていません。。。