私が住んでいる地域は、毎週月曜日がゴミ回収の日です。

ところが、今日水曜日になっても、まだゴミ回収車が来ませんでした。ゴミ回収車が来ない場合は、そのままゴミ箱を外に出したままにして、待つことになっています。

ゴミ回収車は、こんな感じです。かなり大きいので、道を曲がり切れずに、うちの前庭に少し侵入したこともありました(過去記事「悩みは尽きない」)。
写真はお借りしました。
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昨日、「KFCからチキンが消える?」で、イギリスでは、重量物の運送トラック(HGV)のドライバーが不足していることを書きましたが、その余波が、なんとゴミ回収車にも及んでいるそうです。

ニュースによると、各企業が、自社の物流網を確保しようと、ドライバー確保に、あの手この手を尽くしているらしいです。大手スーパーの「TESCO」が、「専属ドライバーになったら、1,000ポンド(約15万円)のボーナスを支給する」と言っているとの報道もありました。

企業がドライバー確保に、このように暗躍しているので、ゴミ回収車のドライバーを確保するのは、今、とても難しいらしいです。ゴミ回収車のスタッフには、コロナ感染で療養していたり、感染疑いで自宅待機している人も、いるのかも知れませんが、ボーナスを出してくれる、企業専属のドライバーに転向しているのかも知れません。

ちなみに、私が住んでいる地域では、昨年前半に3か月間ほど、コロナ禍のため、「庭ゴミ」が回収中止になったことがあります。「スタッフがコロナに感染してゴミ回収できなくなる」という事態を避けるため、ゴミ回収の頻度を減らそうと、緊急度が最も低い「庭ゴミ」に、白羽の矢が当たったのです。この期間は、庭ゴミは各自で始末することになりました。

私の地域では、①紙ゴミ、②生ゴミ、③可燃ゴミ、④リサイクルゴミ(プラスチックなど)、⑤庭ゴミ、を回収しています。

これが庭ゴミの容器です。高さは1メートルほどで、夏場は2週間で一杯になります。2週間おきにゴミ回収されます。それぞれの家庭で、このゴミ箱に家番号(我が家は「5」)を貼るのですが、ガーデンセンターに行くと、いろいろとオシャレなシールが売られています。
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庭ゴミは、地域のゴミ回収所に、自分で持ち込むこともできるのですが、昨年のこの時期は、このゴミ回収所もコロナ禍で閉鎖されたので、家庭で何とかするしかありません。

庭ゴミをどうしていたかは、家庭によってそれぞれで、袋詰めにして保管したり、中には、庭で燃やす人もいるようでした。

我が家では、生ごみ処理機でコンポストを作っているので、庭ゴミは、この生ごみ処理機に入れていたのですが、大きいままで入れると、コンポストになるまで、長い時間がかかるので、刈った枝や草花などを、いったん5センチ大に切ってから、生ごみ処理機に入れることに。

これがけっこう大変で、例えば、ガーデニングで1時間剪定したら、その後で、2時間ハサミを握って、5センチ大に細かく切る感じです。剪定している時間よりも、コンポスト用に切る時間のほうが長いんです。

もし、また「庭ゴミ回収中止」になったら、庭ゴミ専用のシュレッダーを買うしかないな、と夫と相談しています。

右側が「ホット生ごみ処理機」です(高さは1メートル20センチぐらい)。中が高温になるので、短期間でコンポストができます。なかなか栄養満点のコンポストが出来上がります!右で作ったコンポストを、左の容器に入れて、庭仕事に使っています。
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