皆さん、「理想の夫婦像」って無いでしょうか。私の「理想の夫婦像」は、2つの話に端を発しています。

ます、1つ目の話は、20代の頃に、学生時代の友人H美から聞いた話です。

H美のお父さんが、娘たち(H美とその姉)によく言うのだそうです。「〇〇子(H美の母親)は可愛い。〇〇子に比べれば、お前らは端女(ハシタメ)だ」

当時、H美のお母さんの歳は、50歳ぐらいです。実の娘に「ハシタメ」と言う父親もアレですが、その歳になっても、子供にそんなことを言うほど奥さんを愛しているとは。。。感動しました。「何歳になってもそういう風に思ってくれる人と結婚したい!」

H美の結婚式で、H美のお母さんにお会いしました。可愛らしい人を想像していましたが、岩下志麻さんのような、キリッとした感じの人でした。

2つ目の話は、天皇陛下がかつておっしゃられたという、かの有名な一言についての話です。「雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから」。

これは、何度聞いても何度読んでも、感動します。「こういう気持ちをずっと持ち続けてくれる人と結婚したい!」

20代の頃には、こういうご夫婦に憧れた私ですが、夫との「実際の関係」は、ボケとツッコミかも。

若いころに持った「理想の夫婦像」とは、かなり違いますが、やっぱり、一番しっくりくるのは、お互いのキャラクターに一番合った、無理のないものなのかも知れません。

古代ギリシャ人は、人生を悲劇と称し、ギリシャ悲劇を生みだしましたが、実際の生活は「喜劇」の連続だな~と思います。247beb18.jpg