月曜日は、義弟が亡くなってちょうど一年目でした。
イギリスには、一周忌や月命日などの習慣は、特にありません。でも、ちょうど一年とのことで、月曜日の午前中、義妹は、一人でお墓参りに行ってきたそうです。夫と私も行きたかったのですが、一人で行きたいとのこと。
午後は、義妹が、身内や、ごく親しい友人を招いて、義妹宅の庭でお茶をしました。
「義弟を偲ぶ会」だけれど、義妹の悲しみがまだとても深いことを、皆知っているので、誰も義弟のことは、一言も口にしません。義妹が焼いた、リンゴのケーキと、ビクトリアン・スポンジ・ケーキを食べながら、笑えるような、楽しい世間話をしていました。パン作りの話とか、庭を訪れる動物の話とか、そういった話です。
墓参りで義弟に向き合った、午前中の悲しい時間を癒すためには、義妹には、この何気ない世間話の時間が必要だったのでしょう。
リンゴのケーキです。表面はサクサク、中はしっとりのケーキです。写真を撮れる雰囲気ではなかったので、この日の写真はありません。写真はお借りしました
イギリス定番の、ビクトリアン・スポンジケーキです。写真はお借りしました
一年前のその日のことは、今でもよく憶えています。夜10時のニュースが始まった、その時間きっかりに、義妹から電話をもらい、義妹宅に駆け付けました。一年前のその日は、とても長い夜になりました (過去記事「義弟と義父の死」)。
歳を取るごとに、身近だった人が亡くなるようになり、死をいっそう身近に感じるようになったと思います。そして、死はあちら側にあるのではなく、こちら側に、生の延長線上にあるように、感じるようになりました。
昔からよく考えるのが、夫よりも後に亡くなりたいということです。こればっかりは、人によって考え方が違いますよね。あっさりしている私と、くよくよしやすい夫。そんな夫に、伴侶を亡くした悲しみを味わせるのは、ちょっと可哀想な気がします。
済みません、今日も備忘録のようなブログです。。。
イギリスには、一周忌や月命日などの習慣は、特にありません。でも、ちょうど一年とのことで、月曜日の午前中、義妹は、一人でお墓参りに行ってきたそうです。夫と私も行きたかったのですが、一人で行きたいとのこと。
午後は、義妹が、身内や、ごく親しい友人を招いて、義妹宅の庭でお茶をしました。
「義弟を偲ぶ会」だけれど、義妹の悲しみがまだとても深いことを、皆知っているので、誰も義弟のことは、一言も口にしません。義妹が焼いた、リンゴのケーキと、ビクトリアン・スポンジ・ケーキを食べながら、笑えるような、楽しい世間話をしていました。パン作りの話とか、庭を訪れる動物の話とか、そういった話です。
墓参りで義弟に向き合った、午前中の悲しい時間を癒すためには、義妹には、この何気ない世間話の時間が必要だったのでしょう。
リンゴのケーキです。表面はサクサク、中はしっとりのケーキです。写真を撮れる雰囲気ではなかったので、この日の写真はありません。写真はお借りしました
イギリス定番の、ビクトリアン・スポンジケーキです。写真はお借りしました
一年前のその日のことは、今でもよく憶えています。夜10時のニュースが始まった、その時間きっかりに、義妹から電話をもらい、義妹宅に駆け付けました。一年前のその日は、とても長い夜になりました (過去記事「義弟と義父の死」)。
歳を取るごとに、身近だった人が亡くなるようになり、死をいっそう身近に感じるようになったと思います。そして、死はあちら側にあるのではなく、こちら側に、生の延長線上にあるように、感じるようになりました。
昔からよく考えるのが、夫よりも後に亡くなりたいということです。こればっかりは、人によって考え方が違いますよね。あっさりしている私と、くよくよしやすい夫。そんな夫に、伴侶を亡くした悲しみを味わせるのは、ちょっと可哀想な気がします。
済みません、今日も備忘録のようなブログです。。。
コメント
コメント一覧 (20)
アメリ
がしました
私の父も自宅で突然死でした。一緒に暮らしてる兄が仕事に行ってる時だったらしく、一度警察へ連れて行かれ事件性がないか調べられた後で帰ってきました。
突然の別れは、自分の中で区切りがつきませんよね…
天国で皆様の事を見守ってくれてます✨✨
アメリ
がしました
アメリ
がしました
先になりたいか後になりたいかは、これはもう、人それぞれだし、カップルそれぞれですよね。
私は風邪知らずの健康体なので(最近は更年期障害とかいろいろありますが。。。汗)、夫は先に逝くのは自分の方だと言っていました。
アメリ
がしました
お父様も突然だったのですね。。。昨年は義父も亡くなったのですが、高齢で病気もあったので、義父に対しては少しづつ覚悟が出来ていったのですが、突然の場合は、なかなか気持ちの区切りがつかないですよね。。。
そうですよね、天国で見守ってくれていますよね。
アメリ
がしました
優しいお言葉、どうもありがとうございます。
義妹のショックや悲しみは、本当に計り知れないほどだと思います。
義妹は、気遣われると余計に悲しくなるそうで、義弟の葬儀(亡くなって3週間後)が済んでからは、人が集まるときには、今回のお茶会のような和やかな雰囲気になっています。
「死とはその瞬間まで生きることだ」という言葉、なるほどですね。歳を取るに従って、死に対する考え方が変わってきたように感じます。
アメリ
がしました
こちら側、生の延長線上にある。
良い言葉ですね!
じんときます。
私も、友人が53歳でたてつづけに2人亡くなったとき、
あちら側だとおもっていた死が、こちら側に近づくのを感じました。
で、3年前に父が亡くなった時、私の中で、死と生が一気につながるのをかんじました。そう、延長線上にあるのですよね。
義妹さん
お辛いと思いますが、まわりの人々の
おやさしい気持ちにささえられているのだとおもいます。
私は、子ども達に、「頼むからパパより長生きして」と
懇願されています。ど~~してかな?
アメリ
がしました
私は、子供の頃から死に相対することが割と多かったのですが、やっぱり大人になってからの死の方が、何倍も辛く感じるし、死を身近に感じるようになった気がします。生と死はつながっていますよね。
「頼むからパパより長生きして」は、何ででしょうね!済みません、読んでいて大笑いしてしまいました!レインさんといるのがとても楽しいからかな~♪
アメリ
がしました
しかし、優しいアメリさん家族やお友達に支えられて、少しずつですが義妹さん、強くなられていってほしいですね
天国の義弟さんが安心されるように
アメリ
がしました
高齢の方の場合はある程度受け入れも出来ますが、若い方だと本当に辛いですね。
思いやって楽しい話をするアメリさん達の気遣い素晴らしいですね。
アメリ
がしました
優しいお言葉を頂き、どうもありがとうございます。
周りの人間にできることって、あまり無いんですよね。こういうときって、人間って無力だなと感じます。時間薬という言葉がありますが、時間が少しづつ解決していくのかなと思います。
義弟に安心してもらい、安らかに眠って欲しいと思います。
アメリ
がしました
昨年は義父も亡くなったのですが、高齢で長年病気を患っており、安らかに眠るように亡くなったので、悲しいながらも、家族は皆ホッとした部分もありました。昨年は2種類の死に直面し、いろいろと考えさせられました。
義妹は良い友人に恵まれて、本当によかったと思います。
アメリ
がしました
お坊さん呼んで、お経上げて…みたいな故人の偲びかたも、日本らしくて良いとは思いますが、
義妹さんのような過ごし方が私には1番しっくり来ます
私も旦那より
1日でも長生きしたいです🍀
アメリ
がしました
くろもじゃさんも、ご主人よりも一日でも長生きしたいんですね!お仲間ですね!
私は病気知らずで健康体なので、夫は私の方が長生きすると信じているようです。できるだけそうなるように、ジョギングしたりして鍛えています(汗)。
アメリ
がしました
読んでいて、涙が溢れました。
一人の時間、大事ですね…
お辛かったと思います。
どんな慰めの言葉も、なかなか受け入れにくいかもめ知れないですね。
夫婦の事は夫婦にしか分からない、と言います。
故人を思い出しては、話をしてあげることが供養になる、と聞きました。
いつか、そのような時が、義姉様、お義母様に訪れることをお祈りしています。
アメリ
がしました
優しいお言葉、どうもありがとうございます。
故人のことを忘れないでいること、あるがままの記憶をそのまま持ち続けること、大切ですよね。
義母も義妹も、悲しみが完全に癒えることはないと思うのですが、少しづつ笑顔を取り戻してきているので、少しでも気持ちが楽になる日が早く来てくれればいいな、と思っています。
アメリ
がしました
義妹様でした。失礼致しました。
いつか、笑顔で思い出話ができる日が、訪れますように…
アメリ
がしました
私も気付きませんでした(汗)。
ご丁寧にどうもありがとうございます!
アメリ
がしました
欧州のおばちゃんさんのブログを伝い、この内容と「義弟と義父の死」のブログも拝見させていただきました。
全く旦那のお兄さんの状況と一緒です。
4年たったんですが奥さんは日を増すごとに思いが強くなるとおっしゃってました。
私も死はあっち側でなくこっち側のすぐそばに来ている気がしてなりません。
ブログフォローさせて頂きました。
よろしくお願いします。
アメリ
がしました
こんにちは!コメントをいただき、どうもありがとうございます!
ご主人のお兄様も同じだったとのこと。若くして突然というのは、少なくないんでしょうね。悲しい事です。こればかりは、何年経っても癒えることがないように感じます。
身近な人を亡くすのは辛いですが、死は怖いものではなく、もっと穏やかなもののように、感じるようになりました。
私もフォローさせて頂きましたので、どうぞよろしくお願いします!
アメリ
がしました