夫はTシャツが大好きで、50代半ばの今も、毎日Tシャツで過ごしています。イギリス人男性は、Tシャツ着用率が高いように思います。

IT の開発系という職業柄、ドレスコードを問われないので、毎日の通勤もTシャツです。Tシャツにチノパンのようなズボンをはいて、郊外からロンドン市内まで電車通勤しています(今はコロナ禍のため、昨年3月から在宅勤務)。こだわりがあるのか、なぜか、ジーンズは、穿かないです。

夫のTシャツコレクションは、数多く、半袖と長袖を合わせて、多分200着ぐらいあります。若いころからポップミュージックが好きで、音楽関係のTシャツが多いです。

それぞれのTシャツに、思い入れがあるようで、若いころに買って着古したTシャツも、なかなか処分できないようです。

アパレルで売っているTシャツなら、無地のものや、おしゃれなデザインのものが、多いと思うのですが、ミュージシャンが出しているTシャツなので、かなり個性的で、いろいろな絵柄や文言が描かれています。

まだ若いころに、実家に住んでいた頃に、義母は、Tシャツの柄をご近所に見られるのが嫌で、裏返しにして、柄が見えないように、干していたそうです。

イギリスでは、一般的に、こんな感じで、庭に洗濯物を干しています。写真はお借りしました。


あと、Tシャツの干し方に、こだわりがあります。洗濯ばさみの形がTシャツに付くのは、嫌だそうで、いつも自分でTシャツを干しています。

夫に言わせると、この干し方は良くないそうです。肩の端っこを少しだけ、洗濯ばさみで留めるのが良いそうです。ハンガーを使えば楽なのですが、ハンガーは嫌なようです。写真はお借りしました。


絵柄やデザインが、ユニークなので、スーパーで、知らないおばさんに、「そのTシャツ、どういう意味?」と、聞かれたこともあります。

知らないおばさんに意味を聞かれた、Tシャツです。表です。謎かけのようですね。
Omnipotent = 全能
Omniscient = 全知
Omnivorous = 雑食
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裏です。「Swans」というバンドが出しているTシャツです。
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そんな夫ですが、Tシャツのほかに、愛用している衣服がもう一つあります。「浴衣」です。写真はお借りしました。


夫は、20代前半の若いころに(私と知り合う前)、外国人向けのJRパスを使って、友人と日本をあちこち旅行したのですが、旅館に泊まったときに、浴衣に感激!

それ以来、浴衣ファンになりました。寝る前や、起きて朝食をとるときに、毎日、浴衣を着ています。

こういう旅館浴衣は、イギリスには売っていないので、今は、私が日本に一時帰国するたびに、浴衣をまとめ買いしています。お土産探しが楽なので、助かっています。