今日は「なすび記念日」だそうです。

茄子は「秋の野菜」というイメージがあったので
4月17日が「なすび記念日」というのは、ちょっと意外かも。
調べてみると、「4(ヨ)1(イ)7(ナス)」の語呂合わせで
4月17日が「なすびの日」だそうです。

ちょうど、今日の夕食は茄子を使った料理でした。
野菜のタジンで、「モロッコ風野菜の煮込み」です。

材料
茄子、パースニップ(白ニンジン)、サツマイモ、玉ねぎ、
干しアプリコット、ハリッサ、トマト缶、シナモン

野菜を切って炒めたら、残りの材料を加えて40分ほど煮ると
出来上がりです。
日本のカレーと同じで、翌日は味がしみて美味しさが増すので
いつも多めに作って、翌日の昼ご飯にも食べます。
スパイシーなハリッサと、アプリコットの甘みが、いい味を出しています。
ローストしたスライスアーモンドをかけて、クスクスを添えて食べました。cff4e4cb.jpg

私の母は和食が好きで、
子供の頃には、食卓によく茄子がのぼったものです。
なかでも、焼き茄子が多かったです。

でも、食感がフニャフニャしてるし、味もはっきりしないので
「焼き茄子」が食卓にのぼるたびに、がっかりしたものです。
「秋茄子は嫁に食わすな」って「なに?」って感じでした。

毎朝、学校に行く前に、「今日の晩ご飯なに?」と聞くのが日課だったのですが
「茄子」と言われると、大きく落胆したものです。
(母からは、「毎日、晩ご飯なに?って聞かれると、プレッシャーになるから止めて」
 と言われましたが)

不思議なもので、大人になると、味覚が変わり
焼き茄子も大好きになりました。おろし生姜と醤油がよく合います。
私の場合、レバー、柿、トマトジュースなんかも同じで
子供の頃には好きじゃなかったのが
大人になってから、美味しさが分かるようになりました。
そういう食べ物って、結構ありますよね。

茄子は、昔から日本人の生活に密着しているようで、色々なことわざがあるようです。
「秋茄子は嫁に食わすな」以外にも
「一富士二鷹三茄子」(初夢に見ると縁起がいいもの。3番目が茄子)
「親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない」(言葉のままですね)
など。

でも、「初夢が茄子」だど、ちょっとがっかりするかも。。。と思った夜でした。

 

 

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