イギリスでアフタヌーンティーを楽しむ場合、
雰囲気や食事、紅茶、会話を楽しむのはもちろんですが
「お庭」も大きな楽しみの1つです。

毎年、8月の私の誕生日には、自宅から車で30分ほどの距離にある
「Gravetye Manor」ホテルで、夫と一緒にアフタヌーンティーをとるのが
恒例になっています。
「今年は、違うところに行こう」、と毎年思うのですが
「Gravetye Manor」ホテルから逃げることができません。

なぜ、このホテルなのか。

このホテルは、数年前にミシュラン一つ星を取っており、
味もそこそこ定評がありますが、
何よりも、長年に渡って、そのお庭の美しさで有名です。
毎年、どうしても、このお庭を見ずにはいられません。98c8bd7d.jpg

もともとは、1598年に個人の家として建てられたのですが
1884年~1935年に渡って、「イングリッシュガーデニングの父」
と呼ばれる造園家「ウィリアム・ロビンソン」が、自宅として所有し、
その庭を形作りました。65a26837.jpg

1958年から、ホテルとして使用されていますが、
「イングリッシュガーデン」の特徴である、「自然を生かしたお庭」が見事です。397e2562.jpg

イギリスには、重要な建造物として、重要度の高い順に
1級(Grade I。最高に重要な建造物)、
2*級(Grade II*。特別に重要な建造物)、
2級(Grade II。特別な建造物で、保護が必要な建造物)の3種類がありますが
「Gravetye Manor」ホテルは、建物が「1級」、庭が「2*級」に指定されています。
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アフタヌーンティーも、味に定評があります。
何よりも、素晴らしいお庭を眺めながらとる、アフタヌーンティーは格別です。
お天気のよい日には、庭のテーブルでアフタヌーンティーをとることもできます。
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誕生日なので、毎年、小ぶりのケーキをサービスしてくれます。59b55f3d.jpg

私邸として使われていた当時に、チャーチルも客人だったようで
2019年の誕生日に、私が座っていたテーブルのそばの壁には
チャーチル作の絵がさりげなく飾られていました。
チャーチルは絵心があり、忙しい政務の間を縫って
郊外の私邸で、絵を描くのを楽しんでいたそうです。c9814eab.jpg
ロンドンには、アフタヌーンティーで有名なホテルが沢山ありますが
少し郊外に足を延ばすと、イングリッシュガーデンも楽しみながら
至福の癒しの時間を過ごせます。