イギリスでは、バレンタインデーは
カップルや夫婦間で、カードやチョコレートを交換する一大イベンです。

バレンタインデーは今日なのですが
我が家では昨日、2月13日にバレンタインデーをしました。
平日は落ち着かないし、日曜日は月曜日のことを考えてしまうので
超合理的な我が家では、ほとんどの場合「行事は土曜日」です。

昨日は「男の料理の日」(夫が料理する日)だったので
夫が「ラムシャンク(子羊のすね肉)の煮込み」を作ってくれました。

子羊のすね肉、プラム、玉ねぎ、トマトが主な材料で、
シナモンステック、パプリカ、クミン、ミントと一緒に
スロークッカーで8時間ほど煮込みます。
お箸でも切れるほどに、お肉が柔らかく仕上がりました。
お肉の下にポレンタを添えて、ケールを付け合わせにしました。

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デザートには、シェフのヘストン・ ブルメンタールが
スーパー「Waitrose」とのコラボで出している
チョコレートケーキを食べました。

ヘストンは、「イギリスで予約が一番取りにくい」と言われている三ッ星レストラン
「ファット・ダック(Fat Duck)」のオーナーシェフなのですが
そのシェフが考案したデザートを、スーパーで気軽に買えるのは嬉しいことです。

オレンジとスパークリング・ワインのゼリーを、チョコレートムースが覆い、
一番上に、薄いチョコレート盤が載っています。
一番上のチョコレート盤には、ポッピング・キャンディーが入っていて

パチパチした食感が面白いです。
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カードとチョコレート交換は、バレンタインデーのお決まりです。
イギリスでは、もらったカードは、本棚などに数日、飾っておきます。
このように飾っておくと、「喧嘩防止」などの効果もあるかも。

左のカードが私からで、右が夫からです。
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チョコレートは、夫から「Monty Bojangles」(左)のチョコレートを貰い、
私からは、「PRESTAT」(右)のチョコレートを贈りました。
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「Monty Bojangles」は、猫をモチーフにしたトリュフチョコで、
ポップコーン、ピスタチオ、ベリーなど、10種類ほどのフレーバーがあります。
隣町に「Monty Bojangles」のカフェがあり、コロナ前はよく通っていました。
「PRESTAT」は、王室御用達のチョコレートブランドで
映画「チャーリーとチョコレート工場」のモデルにもなっています。
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晩ご飯後は、デンゼルワシントン主演の映画「イコライザー2」を観ました。
バレンタインデーらしくない「アクション映画」ですが
まあ、我が家のいつもの雰囲気にマッチしているかも知れません。

コロナ禍で、家で過ごす時間が増えている中で
何かちょっとしたイベントがあると、気分転換になっていいかも、
と感じた一日でした。