ここ数日、夫は「借りてきた猫」のようにオトナシイです。前回に書いたのですが、夫が急遽、コロナ検査を受けることになり、検査結果が出るまでは家族(私)も一切外出できなくなったため、神妙にしているようです。
夫が30日に受けたコロナ検査は、完全予約制で、屋外の広い場所(空港の駐車場)で車に乗ったままの、ドライブ・スルー方式です。車の窓を2センチほど開け、検査キットを受け取り、綿棒のような物で自分で鼻と喉をグリグリし、検査キットを返すという手順で、検査場に到着してから10分程度で終了したとのことです。
ちなみに、「検査結果は24時間以内にテキストで連絡」とのことで、信用していなかったのですが、30時間ほどで「感染なし」の結果を受け取りました。非効率的で何事もスムーズに進まないイギリスでは、画期的なほどの手際良さです。
イギリス政府の公表値では、コロナ検査のキャパシティは1日当たり50万人で、実際の検査数は昨日は42万492人とのこと。夫が行った検査会場でも、100台以上の車が長い列を作っていたそうです。これほど多くの人がコロナ疑いがあるというのは、本当に恐ろしいです。
ちなみに、昨日のイギリス国内で新規感染者数は5万5892人と、2日連続で5万人を超えました。感染してから2週間後に発症と言われているので、クリスマスと大晦日・新年に人が集まることを考えると、この数は今後まだまだ増えそうです。
話は変わって、イギリスの大晦日は、友人知人と集まってパーティーをする家庭が多いです。午前0時にビックベンの鐘の音を聴きながら、シャンペンで乾杯するのが、イギリス風のようです。
我が家は毎年、義妹夫婦と4人で片方の家で集まって、夕食~年明けを過ごすのですが、今年は世帯間の交流は禁止されているので、夫と二人で過ごしました。夕食を食べながら義家族とスカイプをした後、数年使っておらず埃をかぶっていたWiiを引っ張り出して、Wii Sportsでエクササイズ。その後、Netflixで最近お気に入りの「深夜食堂」を3話観ました。
夫は「深夜食堂」を観るのが初めてだったので、意味を理解できるか、かなり不安だったのですが、感想を聞いたところ、「モラルが高い(倫理的な)ドラマ」だそうです。「人情、思いやり、優しさ」などを期待していたので、意外でしたが、煩悩の塊のような個人主義のイギリス人からすると、道徳の授業のような印象を持つのかも知れません。
日本語の「人情」「思いやり」という言葉は、深い意味を持つ言葉だと思うのですが、英語でこれにピッタリする言葉は無いように思います。ピッタリする言葉が無いというのは、そのような文化では無いということなのでしょうね。ちなみに、「モラハラ」は和製英語なので、英語で「モラハラ」に相当する言葉はありません。
「深夜食堂」を観たせいか、気持ちや安らぎ、新年初日はぐっすり眠り、すがすがしい気持ちで元旦の朝を迎えることができました。私にとって今年のキーワードは、「人との繋がり」「愛」「思いやり」かと思っています。皆さまにとっても良い一年になりますように。
大晦日の夕食に食べたパエリアです。
夫が30日に受けたコロナ検査は、完全予約制で、屋外の広い場所(空港の駐車場)で車に乗ったままの、ドライブ・スルー方式です。車の窓を2センチほど開け、検査キットを受け取り、綿棒のような物で自分で鼻と喉をグリグリし、検査キットを返すという手順で、検査場に到着してから10分程度で終了したとのことです。
ちなみに、「検査結果は24時間以内にテキストで連絡」とのことで、信用していなかったのですが、30時間ほどで「感染なし」の結果を受け取りました。非効率的で何事もスムーズに進まないイギリスでは、画期的なほどの手際良さです。
イギリス政府の公表値では、コロナ検査のキャパシティは1日当たり50万人で、実際の検査数は昨日は42万492人とのこと。夫が行った検査会場でも、100台以上の車が長い列を作っていたそうです。これほど多くの人がコロナ疑いがあるというのは、本当に恐ろしいです。
ちなみに、昨日のイギリス国内で新規感染者数は5万5892人と、2日連続で5万人を超えました。感染してから2週間後に発症と言われているので、クリスマスと大晦日・新年に人が集まることを考えると、この数は今後まだまだ増えそうです。
話は変わって、イギリスの大晦日は、友人知人と集まってパーティーをする家庭が多いです。午前0時にビックベンの鐘の音を聴きながら、シャンペンで乾杯するのが、イギリス風のようです。
我が家は毎年、義妹夫婦と4人で片方の家で集まって、夕食~年明けを過ごすのですが、今年は世帯間の交流は禁止されているので、夫と二人で過ごしました。夕食を食べながら義家族とスカイプをした後、数年使っておらず埃をかぶっていたWiiを引っ張り出して、Wii Sportsでエクササイズ。その後、Netflixで最近お気に入りの「深夜食堂」を3話観ました。
夫は「深夜食堂」を観るのが初めてだったので、意味を理解できるか、かなり不安だったのですが、感想を聞いたところ、「モラルが高い(倫理的な)ドラマ」だそうです。「人情、思いやり、優しさ」などを期待していたので、意外でしたが、煩悩の塊のような個人主義のイギリス人からすると、道徳の授業のような印象を持つのかも知れません。
日本語の「人情」「思いやり」という言葉は、深い意味を持つ言葉だと思うのですが、英語でこれにピッタリする言葉は無いように思います。ピッタリする言葉が無いというのは、そのような文化では無いということなのでしょうね。ちなみに、「モラハラ」は和製英語なので、英語で「モラハラ」に相当する言葉はありません。
「深夜食堂」を観たせいか、気持ちや安らぎ、新年初日はぐっすり眠り、すがすがしい気持ちで元旦の朝を迎えることができました。私にとって今年のキーワードは、「人との繋がり」「愛」「思いやり」かと思っています。皆さまにとっても良い一年になりますように。

大晦日の夕食に食べたパエリアです。
コメント
コメント一覧 (2)
「深夜食堂」に反応してしまいました!
うちのイギリス人相方は新宿が好きなもので、ツボにハマったようです。
何度も何度も繰り返して見てます。
マスターの「あいよ」がお気に入りです。
フォローさせていただきました。
これからも楽しみにしております。
う
アメリ
が
しました
はじめまして!
深夜食堂、いいですよね。以前に東京都民だったので(都下ですが。汗)、冒頭の新宿の風景を見ると、懐かしさやら色々な感情で一杯になります。マスターの「あいよ」、いいですよね~。和みます。
「めしや」の隣の「ことだま」も、面白いネーミングで少し気になっています。
イギリス人の相方さん、センスがいいですね!
アメリ
が
しました